※ネタバレを含むクチコミです。
契約社員として日々無味乾燥な毎日を送っている主人公・ミズキは、心機一転シェアハウスに転居したことで抹茶好きのフランス人の学生・エマに出会うのですが、毎日2人で楽しそうに過ごしている姿は見ているこっちが思わずホッと和んでしまう優しさにあふれています。 2人で東京近辺(そして京都)の実在のお店やワークショップに出かけてお抹茶の世界を楽しむので、まるで自分も一緒にお出かけしているような気持ちになれます。まるで上品な街歩き番組を 見ているようなリアルさがたまりません。 自分は電子書籍で購入したのですが、何より素敵なのが白黒の紙面の中に毎話カラーのコマが挿入されていること…! いつもパッと鮮やかな和菓子や陶器が目に飛び込んで来くるので、次は何が来るのかなぁと、思わずワクワクしてしまいました。 また、もう1人の主人公エマはフランス人ですが、だからと言って「日本語お上手ですね」とか「外国人なのにすごいね」のような、外国人がよく言われるであろう鬱陶しいやり取りが一切ないところも、読んでいてすごく自然でスマートで読んでいて心地よかったです。外国人ではなく、あくまでエマという女の子を描いている感じがしてすごく好きです。 非常に残念なことに、第3巻は集英社から出版されないようで、昨年行われたクラウドファンディングも実行に至らなかったため、2巻の続きはアプリ「ヤンジャン!」のみでしか読むことができないようです…。コツコツ1話ずつ読んでいきたいと思います。 https://ynjn.jp/app/title/837
SAOよろしくVR空間に閉じ込められ、デスゲームをさせられる漫画です。タイトルと表紙のB級感が凄いものの、外薗昌也の名前と、このテの作品に珍しく1巻でちゃんと完結しているので手に取りました。 うーん、雑w モンスターが視覚ではなく音を追って攻撃してくるという設定も雑ならモブの死に様も雑。何よりあまりになげやりなラストにちょっと深くにもフフッとさせられました。 「一見サイコなようでただの考えなしのバカ」という主人公のキャラクターや清楚ビッチなヒロインは個性的でいいと思います。絵も掃いて捨てるほどあるしょうもないデスゲーム漫画の中ではかなりいい方。 総合的に、まぁ悪くないC級ホラー漫画でした
※ネタバレを含むクチコミです。