やさ村さん、ため息が出るほど優し過ぎでしょう。 謎が多過ぎて、まだあまり話に入り込めず。 でも、不思議とほっこりしたな。 あんな優しく包み込んでくれて否定せず話を聞いてくれて、さりげなくアドバイスもくれる。 良い人過ぎる。 急に現れるやさ村さん、読み進めて行くとこの世に既に居ない人なのか?的な疑問が。。 兎に角やさ村さんが何者なのか非常に気になる作品。
百合分野で力のある作家達が、中村たいやき先生という「親子百合」分野のスペシャリティのもとに集まったアンソロジー。様々な内容の作品にはプリミティブな感情が共通して存在しています。 娘が母に抱く、お母さん・ママと呼び求める幼いままの愛着。そして母が娘に最初に抱く、小さな命を慈しむ感情。それが「恋」になるとは多くの人は思わないから「近親者となんて」と眉をひそめる。 しかし、百合好きなら皆「当たり前」なんて無いと知っている。だから普遍的な親子の情が「恋愛」に否応なくなだれ込むのも、柔軟な心で受け入れる……のかもしれません。 受け入れればそこには、強い感情と近すぎる距離感がある。背徳感も安心感も何もかもが強すぎる。私は一つひとつの物語から母を、娘を乞い、思わず呼ぶ声を聞いて胸が締め付けられるのでした。 #マンバ読書会 #いいお母さん
実の兄の奥さんに恋をしてしまった女子高生のお話。 特に主人公のウタは自分の気持ち以上に、相手が女性、しかも実の兄の奥さんであることや、自分がまだ自立できていない高校生だということなど、自身と周りの状況についての理解が深くて、深すぎるからこその年齢不相応に大人びた振る舞いをしている。 百合作品だと相手が同性という理由から恋愛に対してストレートに行動できない場面も多いけど、この作品の場合はより多層的な縛りがあることによりウタの感情の揺れ動きに深みが生じる。 最新4巻は前巻最後の薫瑠のモノローグから薫瑠が意を決してウタと向き合おうとするまでの数日間。 その間にウタと薫瑠それぞれの心境に変化を与える出来事を詰め込んでくる。なぜこの世界にはこんな辛い恋をしている人間しかいないのか。 少し近い設定だけど今のところ恋愛要素を打ち出してない「兄の嫁と暮らしています。」辺りと対比させて読むと面白いかもしれない。
やさ村さん、ため息が出るほど優し過ぎでしょう。 謎が多過ぎて、まだあまり話に入り込めず。 でも、不思議とほっこりしたな。 あんな優しく包み込んでくれて否定せず話を聞いてくれて、さりげなくアドバイスもくれる。 良い人過ぎる。 急に現れるやさ村さん、読み進めて行くとこの世に既に居ない人なのか?的な疑問が。。 兎に角やさ村さんが何者なのか非常に気になる作品。