その法師たちは7年にも及ぶ地中堂での修行の後、地上へと旅立ち、そして声の限り“念仏”を唱える。 同じ宗派の法師たちを蹴落としてでも声を響かせる、そんな彼らの目的は「尼と出会い命を残すこと」。 尼たちは新たな生命を産み落として間もなくその生涯を閉じる運命、そして法師たちも地上で残された命は2週間ほど。 ―そう、彼らの正体は**「蝉」**。 アブラゼミ・クマゼミなどの種類を“宗派”、その鳴き声を「念仏」と捉え、蝉たちを法師や尼として擬人化し、その儚い生涯をドラマチックに魅せる作品です! …余談ですが、この文章を書いていて思いましたが、「蝉」って漢字で書くと「禅」って字と似てますね。案外そういうところから着想を得ていたりして。。。
墨佳遼先生といえば生き物というところがあるので、今回はどんな動物が登場するのかな〜と何気なく読んだら、昆虫がモチーフのメカメカしいSFで驚きました…!! 自分はメカバレ&多脚フェチを抱えているので、読んでみてもうドンピシャでした!(正確にいえば本作は「多腕」がテーマです) https://twitter.com/magapoke/status/1213838192794730496 神により全ての生き物に1対の鉄の腕が与えられたとされている世界。「2対の鉄の腕」を持つ少年・アシダカとゲジは「多腕」として宗教的に迫害され、鉄くずの森と呼ばれる場所で機械生物を狩り、そのパーツを利用し生きている…というお話。 テーマはすごく面白かったものの、自分の漫画読みとしてのレベルが足りないのか、画面が見づらくてアクションを理解するのが少し難しかったです…。 ストーリー以外だと、本作は日・英・仏・中、4か国語で世界同時配信なのだとか!最近だと週刊少年ジャンプは日英、シャドーハウスは日韓サイマル配信で、今後もこういう作品が増えていくのかなと思います。 腕が6本(合計3対)ある主人公たちは、昆虫の暗喩のように思えますが実際どうなのでしょうか。今後の展開が気になります…! http://www.gmaga.co/comics/24/ https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156731973287
その法師たちは7年にも及ぶ地中堂での修行の後、地上へと旅立ち、そして声の限り“念仏”を唱える。 同じ宗派の法師たちを蹴落としてでも声を響かせる、そんな彼らの目的は「尼と出会い命を残すこと」。 尼たちは新たな生命を産み落として間もなくその生涯を閉じる運命、そして法師たちも地上で残された命は2週間ほど。 ―そう、彼らの正体は**「蝉」**。 アブラゼミ・クマゼミなどの種類を“宗派”、その鳴き声を「念仏」と捉え、蝉たちを法師や尼として擬人化し、その儚い生涯をドラマチックに魅せる作品です! …余談ですが、この文章を書いていて思いましたが、「蝉」って漢字で書くと「禅」って字と似てますね。案外そういうところから着想を得ていたりして。。。