MOTHER2あたりを彷彿とさせるユーモアセンスであった 世界観そのものは頻繁に人が死ぬおぞましいものではあるがそれ以上のペースでどこか気が抜けたセリフとキャラクターが出てくるので本当に気が抜けて笑ってしまう 特に火だるまになって何気なく周りを巻き込むあたりが最高だった
マッチョ女子とバイオレンスとアクションと異世界とごった煮的な作品であるものの、魅力的なキャラクターを自由に動かし破綻せず昇華している表現力に脱帽(*゚ω゚*) キノコと餃子好きな方には特にお薦めです。
Bloodborneは元々はフロム・ソフトウェア開発のゲーム。その海外でのコミカライズ版があると知って早速買って読んでみた。購入したのは日本語化されたもの。中身は海外著者のアメコミ風(?)だが、日本語版のカバーイラストは、漫画家の林田球先生による描き下ろしだそうだ。 たぶん原作ゲームを知らない人が読むと、さっぱりわからないと思う。死んで、狩人の夢の中で目覚めて、また現実をやり直すというループめいた現象は、ゲームをやってる人しかピンとこないだろう。逆に原作を知っている人であれば、この雰囲気や謎めいたストーリーで「あぁこんな感じこんな感じ!」と思うはず。 ストーリーは著者のオリジナルだそうだ。とはいえ原作のストーリーはフロムお得意のユーザーに想像をさせるところが多く、多様な解釈ができる不明瞭なもの。ストーリーについては数あるアイテムテキストや状況から推測しなければならない部分が多いゲームだ。おそらく著者もその辺りをよく理解しており、原作の世界観に著者の考えを上手く盛り込んでいると思う。 そして原作リスペクトがとてもよくわかる描写やキャラクターたち。例えばボスモンスター「血に渇いた獣」が原作通り絶望感たっぷりに描かれている。ゲームで最初こいつに出会ったときの「どうやって倒すんだよ……」と途方に暮れた感覚を思い出した。他にもボスでいえばアメンドーズ。NPCでは狩人デュラ、ゲールマン、人形など。ノコギリ鉈や回転ノコギリといった仕掛け武器。旧市街や禁域の森、漁村などのエリアが描かれていてファンならニヤリとするだろう。 全編オールカラー、カッコいいコマも多く、見応えがある。ストーリーは希薄だが隙間を想像しながら楽しめる。とりあえず1回だけ読んでみたが、繰り返し読めば色々発見がありそう。言い換えれば不明瞭な話なので、モヤモヤとした感じを覚える人もいるかもしれない。原作ファンでも好みは分かれそうだ。
やさしい友情とバイオレンス。 しみじみとゆるい日常ギャグから内臓系のアクションまで、不思議な世界観を描きたいように描く林田球先生の作品が読めるのはドロヘドロだけ!魔法使いとギョーザと野球が好きになります。
読む前は手を出しにくいタイトルだなぁと思ってました。 いやほんとに手を出して良かったですね。ネタバレしたくないのであまり書けないですが、しいて言うなら世界観でしょうか。もうね~こんな漫画は他にないです。かっこよくてかわいくて気持ち悪くて、シュールだけどたまに泣かせてくるようなところもいいんです。センスがいいんです。 新しい世界を探している人に是非読んでほしいんです!
MOTHER2あたりを彷彿とさせるユーモアセンスであった 世界観そのものは頻繁に人が死ぬおぞましいものではあるがそれ以上のペースでどこか気が抜けたセリフとキャラクターが出てくるので本当に気が抜けて笑ってしまう 特に火だるまになって何気なく周りを巻き込むあたりが最高だった