19世紀英国が舞台の物語。吸血鬼である伯爵オリヴィエとその従者イーライ。伯爵家の面々もまじえてドタバタします。成人の儀を行い大人だと認めてもらいたい伯爵の妹スカーレット。しかしそれを認めない兄に反発し、兄のお気に入りであるイーライをこっそり連れ出して一族の秘密の場所に連れて行くが… すこし流血、猟奇表現があります。1話は読み切り形式です。2話からはまた違う物語が展開されます。
19世紀英国が舞台のちょっぴり流血コメディ。吸血鬼で俺様で傲慢だが愛情深い伯爵オリヴィエと、見た目よりも幼そうなちょっとあほのこでワケアリな従者イーライの複雑な関係と、それをとりまく伯爵家の面々もまじえたドタバタ劇。ときどき流血、猟奇表現があります。イーライ家出編である、1~5話をまとめたものに幕間のこぼればなしやおまけ漫画などをプラスした読み応えのある1冊です。ロンドンで拾われ、オリヴィエの従者となったイーライ、イーライを従者というより愛人として扱うオリヴィエ、伯爵の妹スカーレット、伯爵の友人である医師ヴィクター。それぞれの思惑をもつ面々の中、自分の立ち位置もよくわからないイーライが翻弄されていく。
「お前の尻ならどんなお大尽もイチコロだろうよ」「ちがーう、オレはタチになるの!」老若男女問わず抱き狂わせる、花魁イチの「タチ」太夫・千早に憧れて遊郭に飛び込んだかがり。自分も千早にいさんみたいな立派なタチ太夫になる! と日々性技を磨く日々だけど、千早にいさんが客を抱く姿を覗き見る度に、お尻が疼いて淫らな気持ちになってしまう。もしかしてオレってネコなの? そんな折、かがりの水揚げの話が持ち上がって…!?