七代目火影・うずまきナルトが木ノ葉隠れの里を治める新時代。猿飛アスマと紅の娘、猿飛ミライは「平和な時代に、何のために忍をしているのか」と悩んでいた。そんな折、現役を退いた六代目火影・はたけカカシとそのライバルであり友人であるマイト・ガイを護衛し温泉地を巡ることを命じられる。護衛対象から、重大任務と推測し張り切るミライだが…!? 次世代の忍が紡ぐ、絆の湯煙人情譚!!
誰も未だ見たことのない、狡噛慎也の物語――。
「今回は、私の事件ってことでいいですよね、センパイ」 劇場上映作品完全描き下ろし!! 監視官・霜月美佳と執行官・宜野座伸元の物語
全政府機能、民営化。――民間警察、誕生。新宿歌舞伎町、寂れたゲイバーの二階。そこに所長と社員、二人だけの弱小零細民間警察、祝民間警察事務所(IPSP)のオフィスがある。所長の祝井俊作(いわい しゅんさく)は、いつもネット動画ばかり見ているぐーたら男。唯一誇れることは、かつて新宿の守護神と呼ばれた警官の父親から受け継ぎ守ってきた、ご近所さんとの大切な絆。唯一の社員、ハンニバル・リーはドS口調の冷たい美男子で、元国際テロリストの指名手配犯。無類の動物嫌い。犯罪捜査に欠かせない多機能AIユニット、アニマルユニットのダンディーは「10年前の最新型」で今ではポンコツの骨董品同然。生き馬の目を抜く激しい競争社会の民間警察稼業で、人情はあっても金も人手もない、万年金欠貧乏経営のIPSP。しかし俊作が請け負うのは、多額の懸賞金がかかった事件ではなく、社会的弱者が集い、事実上犯罪が野放しになった街、歌舞伎町の金にならない事件の捜査ばかり。傷害殺人、詐欺、遺失物や行方不明者の捜索……大小関係なく犯罪を憎む俊作は、ためらうことなく歌舞伎町の人々の声に耳を傾けるのだ。大ヒットアニメシリーズ「PSYCHO-PASS サイコパス」執筆陣が贈る新たなる近未来SF、始動。