家が火事になり、ドイツへ移住することになった亜生のドイツ移住生活。 ドイツは、自分がいつか行ってみたい国の一つでして。 読めば読むほど、素敵な国に見えて行ってみたい欲が高まる。笑 同居人の石根さんも中々の癖ありキャラ濃くて面白い。 ゆるり〜と時が流れていく様な感覚で、ドイツで自分も生活している様な世界観に浸れる。
定時制高校に通う学生達の話。 そうかぁ、そこに通う人たちも仕事しながらだったり色々な背景があって、自身は経験がなかったのでなるほどなと思いながら読んだ。 主となる柳とるりと、べにの3人。 るりとべに、どうなるかなと思ったけど、、最終的にすごく程よい居心地の良い距離感で、そこに至るまでの二人の気持ちを想像したら何だかジーンとしてしまった。 皆それぞれ答えを出して、社会に出て行く。 しっかりと描かれていたし読みやすく、興味深く読みました。
漫画を読むと行きたい国が増えますよね。私はフランスとトルコに行きたいのですが、最近「ベルリンうわの空」を読んでからドイツにも行ってみたくなり、その流れで「思えば遠くにオブスクラ」も読んでみました。 「ベルリンうわの空」は社会と自分のつながりについて理解を深めるような内容でしたが、「思えば遠くにオブスクラ」はもっと個人的な話でしたね。でもどちらも日本を離れて違う文化の中で暮らしてみることはとても良いことなのだな〜と思ったので、コロナが終わったら旅に出ようという妄想が広がりました。 「思えば遠くにオブスクラ」1巻の第7話が主人公のルームメイトが鳥の丸焼きを作ってくれて最後に食べる話なんですけど、作中はセリフなしオノマトペのみで、その演出がとってもかっこいいと思いました。 あと海外には1年間常温で保存できる真空パックの豆腐が売ってて、日本では豆腐屋が潰れるからという理由で販売禁止になったという豆知識にびっくりした…!!
コミュ障でカメラマンの主人公片爪さんが、火事で家を失ったことから、カメラのレンズがドイツ製ということだけで、ドイツに移住するというお話。 気軽に移住・・・。 移住ってハードル高くない? と思っていたけど、考え方次第で、勢いで行ったらどうにかなってるみたいな。 一歩踏み出す勇気さえあれば、人生も全く違うものになる。 食文化の違いもあるが、出てくる料理が本当に美味しそう♬ そして、ビールが飲みたくなる!!
現実世界の冒険譚は、非現実的ファンタジーに比べて地味でカタルシスに欠ける反面、自分でも同じ事ができそうな、地に足のついた希望があって、私は現実世界を同じ様に歩いてみたくなる。『思えば遠くにオブスクラ』も、そんなちょっとだけ「うずっ」とする感覚が味わえる作品です。 本作は、異国の地での生活と仕事を通じて、一人の女性の「自信の無さ」がほぐされてゆく物語です。 主人公は勢いで越して来たベルリンで、同居人に背を押され、何の準備もなく行き当たりばったりの生活をし、存外いい加減なベルリンに染まっていく。 ドイツの食を堪能しながら時になんちゃって和食に挑戦したり、気候に戸惑ったりワークライフバランスを学んだりするうちに、主人公の顔が緩んでくるのが羨ましくなります。 仕事では一眼レフカメラの「レンジファインダー機」の扱いが面白い。視覚表現者として優秀な主人公ですが、とある理由で自己と周囲の視覚認識にズレがあるらしい事にわだかまる。それ故に正確さ・厳密さを求めてきた彼女が、この曖昧でままならない機材を託されての変化が、何とも興味深いのです。 頭の中の「暗い部屋」で立ち止まっている人が、外に出て(外国に行く事も含め)少しだけ離れて自分を見て、知り、楽になる。そんな地味でも大切な変化の物語は、どんな大袈裟な物語よりも私にとって切実かつ爽快なものでした。 ベルリンはじめヨーロッパの光景は美しく、食や人々の描写等、エッセイ的表現が楽しい。一コマも読み逃すのが勿体ない、何度でも読み返したい作品でもあります。
環境によって考え方が変わって、それがまた環境に影響してっていう割と複雑な人間関係を爽やかな群像劇に仕立て上げてて新鮮だった。同調圧力には屈したくないけど別に一人でもいいと考えてる訳じゃない感じとか、絶妙な温度感。
家が火事になり、ドイツへ移住することになった亜生のドイツ移住生活。 ドイツは、自分がいつか行ってみたい国の一つでして。 読めば読むほど、素敵な国に見えて行ってみたい欲が高まる。笑 同居人の石根さんも中々の癖ありキャラ濃くて面白い。 ゆるり〜と時が流れていく様な感覚で、ドイツで自分も生活している様な世界観に浸れる。