※ネタバレを含むクチコミです。
題字を平田弘史先生が描かれたことで話題になりましたね。どこの大学にも受からなかった歩留よしおが惰性で短大に入学する物語です。1984年の富山県が舞台なのは作者本人の経験がベースになっているからでしょう。あとがきによると8年も連載していたそうなので話によって面白さにムラを感じることもありましたが、どんな話もあの題字があると傑作に感じられるのですごいです。ラストも平田弘史先生の助言により決めたそうですが、結果として平田イズムを感じられるラストになっているのではないでしょうか。普通のギャグ漫画だと思って読まずにいたことを後悔しました!反省!
めちゃくちゃふざけた内容なんだけど、漆に関する解説はどうやら正しいっぽい(作者は漆職人として勤めている傍ら漫画を描いていたらしい)。読んでる途中で主人公の目的がなんだったのか忘れてしまう。
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