一つ年下の幼馴染、更紗の家に少しの間暮らすことになった澪。その初日、リビングの扉を開けた澪が目にしたのは…。ハードで甘い、痛くて切ない、新たな扉が今開く。
古くから人魚伝説の伝わる村があった。真帆は両親を事故で亡くし、その村の神社に預けられたのだが、そんな彼女の前に現れたのが、長い黒髪が美しい女性・礼那だった。真帆が成長するも彼女は歳を取る気配が無く、彼女の不思議で美しい魅力に真帆は徐々に礼那に惹かれて行った。そしてついに真帆は礼那に想いを打ち明け、礼那もそんな真帆の気持ちを受け入れた…全て決まっていたかのように、順調に二人は結ばれた。それからと言うもの、二人は人気の無い浜辺で落ち合い、波の音を聞きながら誰にも邪魔される事も無く、二人の世界を楽しんだ…しかし、この愛は仕組まれた物だったのだ…礼那には思惑があった…――これは、真帆と礼那の過去に隠された悲しい人魚の物語。
新入社員歓迎会で泥酔した森下は、気が付いたら見知らぬベッドの中にいた。しかも隣には同じく中途採用で新入社員の荒居の姿が…二人とも裸だ…まさか…そっちの気があったとは言え、女同士で一線を越えてしまうとは! しかも荒居の容姿は森下好みの美形のお姉さんタイプ! でも…もう少し中身がまともだったら…激しく後悔する森下をよそに飄々と対応する荒居! 「って言うか…私は初めてだったのに…!私の初めて返せー!」果たして彼女達の性の行方はどうなるのか!? その日から化学会社を舞台に、森下と荒居の微妙な距離感の社員生活が始まる!