洋裁の仕事が大好きな藤野さん。お客様の為に心を込めて仕立てている姿に好感が持てます。そんな藤野さんにアサガオの花を持って訪ねてきた妖精さん…これからどんな展開になるのか楽しみです。フレアワンピのフレアはアサガオ型に開くって意味だそうで、ファッションについても勉強になりました!
『妖精のおきゃくさま』や『ライアーバード』の脇田茜さんの最新作1巻が発売となりました。 美しい青い海に浮かぶ青い屋根の建物が並ぶ島・アージュア。 その島には魔法の修練に取り組む青い髪の子供たちがいて、主人公のリンドウもそのひとり。けれど、リンドウは他の子たちのように上手く魔法を使うことができず、空気も読めないので孤立してしまっている存在です。いつも一緒の人並外れた魔法が使える赤い髪のキキョウを除いては。 アージュアには謎や秘密も多く、第一話から不穏な描写が複数現れます。 夜の外出禁止は何のためなのか。 空に現れる巨大な虫は何者なのか。 リンドウの周りで起こる不可解な現象はどんな因果で起こっているのか。 島の子供たちは何のために魔法の訓練をさせられているのか。 なぜキキョウだけ髪が赤いのか。 二話、三話と読み進めていくと、更にさまざまな設定が明かされていきます。そして、衝撃と共に謎が謎を呼ぶ展開が巻き起こります。 脇田茜さんの画風はやはりファンタジー描写との親和性が高く、世界観にとても合っていると感じます。サントリーニ島やミコノス島を思わせる冒頭や表紙絵でカラーで描かれるアージュアの景観が好きです。また、三話に登場する″空″と″星″を見分けられるおじさんのように、綺麗なキャラだけじゃないのも良いです。個人的には本だけ読んで暮らすヒキコモリになりたいジュークくんを応援しています。 また、巻末の等身低めおまけマンガもとてもかわいいです。 サスペンスフルなファンタジーを読みたい方にお薦めします。
※ネタバレを含むクチコミです。
読んでいるといい香りがしてきそうな漫画です。洋裁の仕事をしている女性のもとに、朝顔の花を持って「服を作って欲しい」と妖精の女の子が訪ねてきて…というお話。ハルタとか読む人に親和性が高そう。 綺麗なものや美しいものに囲まれたキラキラした華やかさと、仕事に生きる職人の生き様というふたつの要素がどちらも惜しみなく描かれているなと感じました。プロフェッショナルってこういうことだ…!と読む手に力が入る場面が多々あります。やっぱり仕事に生きている人って男女関係なくかっこいい。 妖精のヒメちゃんが、自分も他の妖精たちに服を作ってあげたいと思っていることに気づき、この気持ちに名前はあるのか景子さんに聞く場面がすごく好きです。2021年この漫画は大ヒットすべき、いやする!と大声で叫びたい気持ちです。
ほっこりが、ほっこりが止まりませんっ(`;ω;´)
Twitterで読んだときから好きだった『妖精のおきゃくさま』。くらげバンチでの短期連載を経てwebアクションに移籍(?)して再連載スタートということで、あらためて0話と1話を読みましたが本当に何度読んでも素敵ですね。優しいお話と絵に癒やされます…! https://comic-action.com/episode/13933686331723879878
洋裁の仕事が大好きな藤野さん。お客様の為に心を込めて仕立てている姿に好感が持てます。そんな藤野さんにアサガオの花を持って訪ねてきた妖精さん…これからどんな展開になるのか楽しみです。フレアワンピのフレアはアサガオ型に開くって意味だそうで、ファッションについても勉強になりました!