「空がこんなに近いなんて知らなかった!」主人公・都留たまき(通称・つるたま)は恋愛をするために入学した大学で、“グライダー”と運命的な出会いをする。グライダーとは、エンジンを装備していなくても、上昇気流を捉えることでどこまでも飛翔することが出来る飛行機。そのグライダーを駆る体育会航空部を舞台に、つるたまと少年少女達の光り輝く青春ドラマが幕を開ける!
天気予報が存在するたったひとつの意味、それは―――仕事はできるが難のある性格が災いして派遣先をクビになった雲田彩(ルビ:くもたあや)。彼女が新しい職場・気象庁気象研究所で出会ったイケメン研究官”雲王子”こと晴原勘九朗(ルビ・はるはらかんくろう)には、もう一つの顔があった。それは自然災害から人命を守るために活動する【SDM本部(特別防災対策本部)】の一員として災害発生現場の最前線で奮闘する姿で―――。集中豪雨、河川氾濫、台風……。命を守るために、出来ることは、やるべきことは……!?知恵と知識で気象災害から命を守れ! 気象災害に立ち向かう本格ドラマ! 出会いと誓いの第一巻!【著者プロフィール】著者:小沢かな漫画家。イラストレーター。青い空好きが高じて、自家用操縦士(上級滑空機)の資格を取得。空に関する作品を多く手がける。著書に『ブルーサーマル- 青凪大学体育会航空部-』(新潮社)、気象絵本『せきらんうんのいっしょう』(ジャムハウス/イラスト担当)など。講談社「ハツキス」にて『野々宮月子はいつも眠い』連載中。Twitter:@kana_ozawa_blueFacebook:@kana.ozawa.bluethermal監修:荒木健太郎雲研究者。気象庁気象研究所研究官。博士(学術)。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲の仕組みを研究している。著書に『雲を愛する技術』(光文社)、『雲の中では何が起こっているのか』(ベレ出版)など。小沢かなとの共著に『せきらんうんのいっしょう』『ろっかのきせつ』(ジャムハウス)がある。Twitter:@arakencloudFacebook:@kentaro.araki.meteor
忘れられない「特別な恋」を持つすべての人の心を揺さぶる、最も切ないラブストーリー! これは純愛。「あなたに再会しなければ、わたしはずっと“幸せ”だった」 出版社で文芸編集者として働く27才の宮倉 音は、情熱を傾けられる仕事、優しい夫、愛する娘に囲まれて暮らしている。そんなある日、音を激しく動揺させる運命の再会が…!?
劇場アニメ化された「ブルーサーマル」の新作読切。主人公のつるたまと、人気キャラクターの空知の二人にスポットを当てました。合宿中の胸キュンエピソードと二人のその後を描いたファン必読の感動ストーリー。さらに特典として、作者・小沢かながアニメ映画制作のために自ら書き下ろしたプロット小説も完全収録。漫画では描かれなかった全国大会編を文章でお楽しみいただけます。
空の上には夢がある———(月刊コミックバンチ2022年4月号)
2022年3月4日劇場アニメ公開! 原作『ブルーサーマル』では青凪大学航空部のキャプテンだった倉持潤が1年生の頃の物語。入ると思っていたなった体育会の部活で2つの運命的な出会いをしてしまった。エンジン無しで空を飛ぶ航空機「グライダー」と、まっすぐな表情で見つめてくる少女・春田直。人と話すことが苦手、笑いあうことが苦手だった彼の人生に一筋の光が差し始める。空いっぱいに恋があふれる青春グラフィティ!
アニメ映画化記念☆完全新作読切(月刊コミックゼノン2022年1月号)
眠ることがなにより好きな、野々宮月子と、眠ることが苦手なショートスリーパーの紅葉谷陽一の、幸せで、ちょっと美味しい同棲生活を描くオムニバスちょっとショート!