まさか16歳から人生をやり直すことになるなんて!? 思えば苦労続きの人生だった。戦後結婚した夫は、突然、他の女と家庭を築くと出て行った。残された娘となんとか生きてきたけど、今度は娘が孫を置いて、男のもとへ行ってしまった。それ以来、孫の真白とふたり生きてきた。でも、ある日、倒れて目を覚ますと16歳の孫・真白の姿になっていた。これは、どういうことじゃ!?
中学校は休みがち、進路だって未定。そんな“こなつ”が初めて必死になったのは、なんと介護! ちょっぴりドジで、かなり向こう見ず、決してうまくはいかないけれど、すべては大好きな爺ちゃんの笑顔のために!