家族を何より大切に思うエルヴィは父の死後、継母と異母弟を支えて生きてきた。継母の雇い主である大富豪ザンダーに淡い憧れを抱いていたが、ある日、彼の所有する骨董品を盗んだ罪で継母が訴えられた! 告訴を取り下げてくれるようザンダーに懇願するエルヴィに彼は「愛人になり、君を僕に与えてくれれば訴えは取り下げよう」と冷たく言い放つ。私はまだ男性と深い関係になったことがない。でも…。継母を救いたい一心で、ザンダーの条件をのむエルヴィだが…?