「夫の自慢の嫁」であり続ける私。家に居て、夫が同僚を自宅に連れてくれば全員を料理でもてなし、子供の世話もひとりでする。この生活に大きな不満があったわけではないけれど、大学時代の先輩たちが経営するレストランで働き始めてから、私の価値観は変わってゆく。私はだんなという王様の植民地、“コロニアル”にいたのだと――表題作の他『ドケチ姑の奴隷 嫁の復讐!?』『バツイチに人権なし!? 義姉の支配からの脱出』『新しい季節 バツイチの私と家族』を収録しています。重複購入にご注意ください。
私は転勤族の妻。夫の転勤に合わせて子供ともに引っ越しばかり。はじめましてのご挨拶っていくつになっても緊張するし、せっかく仲良くなったとしてもすぐに離れることになって悲しい思いをする。だから人付き合いはソコソコに――と思っていたら、今回の引っ越し先ではご近所付き合いがうまく回り出し、娘にも友人ができ始め、それはそれで困ったことが……?――表題作の他『ようこそ赤ちゃん 母のお手本』『恋のライバルはお姉ちゃん』を収録しています。重複購入にご注意ください。
私の息子はぜんそく持ち。アレルギー性疾患の基本はアレルゲンを取り除くことだけど、症状を抑える投薬も欠かせない。いろんな薬を飲ませるために四苦八苦! 薬を何とかして飲ませてから息子の好物の食事を用意してみたり、薬を飲んだらご褒美をあげる作戦にしてみたり…息子にどう投薬するかを考えてばかりの毎日。そんなある日、耳元で悪魔が囁いて――表題作の他『新米ママの小児ぜんそく奮闘記』『初孫育児 おじじのクリスマスプレゼント』を収録しています。重複購入にご注意ください。
バツイチで子供といっしょに実家にもどった私。不景気の中やっと見つけた勤め先で出会ったのは、理学療法士の林くん。彼は両親の写真をとても大切にしていた。バツイチで実家に居づらい身としては、彼の家族写真への執着が不思議で、思わず声をかけてしまう。すると「14の時、事故で死んだんだ」と返ってきて――?
私は転勤族の妻。夫の転勤に合わせて子供ともに引っ越しばかり。はじめましてのご挨拶っていくつになっても緊張するし、せっかく仲良くなったとしてもすぐに離れることになって悲しい思いをする。だから人付き合いはソコソコに――と思っていたら、今回の引っ越し先ではご近所付き合いがうまく回り出し、娘にも友人ができ始め、それはそれで困ったことが……?
実の姉の葉ちゃんと同じ人を好きになってしまった。知り合って、声をかけて、誘って誘われて…私はそういう「お付き合いのプロセス」が苦手だし面倒くさく感じてしまう質。葉ちゃんはそこのところが器用で、容姿だってかわいくて、彼女のように男の人とつきあえたらって心の底でいつもうらやましく思ってきた――
家ではちょっぴり嫌われ者、仕事ひと筋の「オヤジ」だったお父さんが、孫を迎えたら急変! 赤ちゃんを抱く姿が手馴れているかと思えば、赤んぼでも食べられるからとチーズケーキをどっさり買ってきたり、保育園でサンタさんまで!? 娘の私の時には運動会に顔を出したこともなかったのに…そんなにはりきって大丈夫かしら?
今年もやってきた台風シーズン。気管支が敏感なぜんそく持ちの子は、梅雨時や台風シーズンなど気温の変化が大きかったり、低気圧になりやすい時期に症状が悪化することが多いそう。私の息子、みーくんもゴホゴホ咳をし始めていて――掃除に吸引、座薬まで…苦しそうな子どもに、どう対処したらいい?
【この作品は同タイトルの合冊版です】横浜に建つホテル「星くずの館」。70歳の現オーナー・マダム=マリィはあたしの祖母。彼女の70歳の誕生日にホテルを譲るといわれびっくり! マネージャーとして優秀なホテルマンをつけてくれたけど、おばあさまったらホテルを譲って即旅行に行っちゃうなんて…。おばあさまが出発されてすぐ、備品の食器が大量に割られてしまう事件が起こる。ホテルはほとんど満室、ランチもディナーもどうしたら…!?
子供ができたかもしれない…夫はとても喜んで、義両親も初孫ができたと大はしゃぎ。誰に伝えてもきっと、幸せねっていうんだろうけど、私は大きな不安を抱えていた。だから、夫にも義両親にも「つわりじゃなくてただの胃炎だった」って嘘をついたの。だって…子供を育てる自信がどうしても持てないんだもの――
元夫の浮気が原因でバツがついた私は、実家に戻ることにした。自分が生まれた家なのに、“出戻り”といわれ、面倒くさい家事を任され、なんだか除け者扱い。しかも実家の名義はちょっと前まで“他人”だったはずの、義姉のものになっていて……!? 馬鹿にされっぱなしじゃ収まらないわ! ひとよりバツが多いっていうのは、ひとより経験が多いってことなんだから!
ドケチで几帳面すぎる姑と来月から同居!? 同居はないっていっていたから安心して結婚したのに、旦那ったら「もう決定したことだ」なんて――同居をはじめたら案の定、米はグラムで量って炊いて、レンジはきれいに保たせるためにあまり使わないように、ですって!? そんな家事聞いたことない! 嫁だっていいなりになるばかりじゃないのよ…!?
犬の散歩をしているときに会う彼。同じ犬種を散歩させていて、そのおかげで仲良くなったの。「犬を飼ってる友だちが増えてよかった」と優しい顔でいう彼に、わたしは惹かれている。彼に少しでも好かれたい。だからこそ彼にうそをついている。だって言えないでしょ? 「この犬はわたしの犬じゃあありません。わたしはアパート住まいなので、犬は飼えません」なんて――
冬季五輪フィギュアスケートで将来を嘱望され「黒髪のアフロディーテ」と呼ばれた万里子。欧州選手権で2位を取り、次は金メダルと思った矢先、両親を事故で亡くしてしまう。その事故から調子を取り戻せない万里子。美しく飛べていたジャンプもうまく飛べなくなり――そんな時万里子の前に現れたのは、プロスケーターの入角京輔だった
30歳になる直前、親の思い付きで突然2世社長になった私。節税のための小さな事務所だから、実務はそんなにないはずとはいえ…楽しい20代OL生活から、いきなり社長だなんて。ただでさえ不安でいっぱいの私に、代替わりを聞いた父の不倫相手という女性が訪ねてきたり、彼氏の二股疑惑があがったりで、このままじゃ人間不信になっちゃう!?
平穏無事に波風立てずに楽しく仕事をするのが私のモットーだったけど、新しく来た上司はバイリンガルのバリキャリウーマン! アメリカ出資でアメリカ人社員しかいない会社にもどんどん行って、しゃべって、物おじしない女性上司。頼りになりそうだけど、男性社員が陰で彼女の噂をしてるのを聞いてしまい――波風立てない平穏な人生が、彼女のせいで変わりそう!? ――表題作の他『渚のラブレター』『アラサー女、オフィスで部長に抱かれます』『トロピカル・ウェディング バツイチ女子の結婚』を収録しています。重複購入にご注意ください。
砂糖のような真っ白の雪が積もる街の喫茶店で出会った彼は、泊まる場所がなく困っていた私に部屋を貸してくれた。空き部屋だといわれて入った部屋には、女性向けのシルエットの家具がたくさん。これって女の部屋だわ…。彼の近くに女性の影は見えないようだけど、いったい誰がここを使っていたの……? 雪が降り積もる街で始まる、スキーヤーの彼とのラブロマンス!――表題作の他『命がけの通勤、狙われる私!?』『夜に溶けたい 母子の愛と彼女のカラダ』を収録しています。重複購入にご注意ください。
都会的な雰囲気で素敵な家に住んでいる、憧れの南田さんは妻帯者。家の中の家具やグリーンは、奥さんの趣味なんだって。彼といっしょに住んでる奥さんのコトをうらやましがるだけの私だったけど、彼が離婚したといううわさを聞いてしまった! これはきっと私の番ってことなんだわとアタック開始…したけれど最初からぜんぜんうまくいかなくて……?――表題作の他『再会 彼氏のいる私が初恋の人に誘われて』『不倫する妻 恋する瞳』『不倫女子の最後の恋』を収録しています。重複購入にご注意ください。
同窓会で再会した先輩はわたしの初めてのヒト。子供ができてから夫と全然関係がなくなっていた、いわゆるセックスレスのわたし。そんなわたしを、先輩は女として見て優しくしてくれた。子供ができたら女ではなくなってしまうの? だから夫は抱いてくれないの? 妻でも母でも、女として見てもらいたいというのは、間違っていることなの? 夫に対する疑惑も不審もどんどん膨らんで……――表題作の他『社内不倫 父娘の決意』『愛人のゆううつ 前妻とそっくりな連れ子』『氷上の三角関係』を収録しています。重複購入にご注意ください。
「プロポーズって……むずかしい」元カレがいた東京から逃げるようにして、田舎のおじさんのペンションに住み込みで働きはじめて3年目。近所の農家の真平さんは、田舎暮らしになれないわたしにも、優しく良くしてくれた。真平さんから結婚の話が出たのと時を同じくして、元カレからの便りが届き、わたしの心は大きく揺れる……
「他に好きな人ができた」と嘘までついて、大好きなひとと別れた。大手銀行頭取の娘に見染められたという彼の、将来のためだったのに。ある日わたしは、かの頭取の娘が彼ではない人と婚約したというゴシップニュースを見つけてしまう。彼女と結婚していないのなら、あのひとは今どこにいるの!? 彼の家に行っても彼はもういなかった。わたしは彼を探し求め――
「仕事はOLだけじゃないし、恋は不倫だけじゃないって気がついたので」妻子のあるヒトと不倫していた。このヒトに子供がいることなんて全然気にしなかったのに、会社が傾きかけて本音が見え、わたしは彼にとって守るものではなかったのだと気づいた。彼との恋愛に冷めた私は夜の街へと『遊び』に出かけ、見知らぬ男性とキスをして――
愛して尽くしていたヒトに突然フラれた私。「実は田舎に許嫁がいるんだ」といったあなたを信じていたのに、後日回ってきた噂は「取引先のご息女に見初められて結婚退職らしい」……って、何それ!? 許せなーーい!! 彼に味わってもらうために料理の腕を上げていた私は、彼自身と結婚相手へのちょっとした復讐のために、ある計画を立て……?
プロポーズを受けても、ダイヤモンドのついたリングを渡されても、彼との結婚に踏み切れないバツイチの比奈子。彼のことを愛しているし、子供好きな彼はきっといい父親になるだろうとわかっている。だからこそ、言い出せずに抱えてしまう秘密があって――? 再婚に臆病になっている比奈子と、一途な紘一のウェディングの行方は……?