映画化が間近ということで読んでみた。 「ハード・コア」の主人公の核というか、真っ直ぐさは、汚泥のようにどうしようもない行き詰まりの中でも、莫大な金銭を得ても変わらないんだなと思った。だからとんでもなく不幸だけど、惹かれる。友人の牛山も奇矯な行動をとるが、間違ったことや裏切ることはしない。ふたりの「純度」は最期まで変わらない。 だから彼らの空回りはちょっと面白くて、物悲しくて、気が滅入るけれど、胸が打たれるんじゃないかと思った。個人的には扇風機の回が強く頭に残ってる。
良かった点 ・久しぶりに読んだけどやはりこういう漫画もいいなと再確認できる傑作 総評 ・連載当時の扉絵にヴォーカル:中村真理子 ピアノ:狩撫麻礼と書いてありなんだかわからんがすごいと子供心に思った。
狩撫麻礼作品の要素が大部分入っていて、谷口ジローの昔の劇画タッチが好きならむちゃくちゃ楽しめるが劇薬っぽい感じも否めない なんというかある程度狩撫麻礼と谷口ジローの作品を読み慣れてから読むのをおすすめします。
まさか映画化するとは思わなかった。 これをきっかけにいろんな人に読まれてほしい http://natalie.mu/comic/news/244460
特に狩撫っぽい漫画だな 物語はもちろん狩撫節だし絵も鬼気迫るものがある。最高だ。
狩撫麻礼原作の漫画ではこれが一番好きかも。 なんというか俺には丁度いい。 ライブマシーン/バッドブラッドとかよりわかりやすいし、タコポン/ハード・コアとかよりも難解ではない。 リバースエッジ 大川端探偵社/湯けむりスナイパーほど枯れてはいないし、LIVE!オデッセイ/青の戦士/ナックル・ウォーズのような熱さもない ボーダーほど社会から隔絶してるわけでもないし、天使派リョウ/ギィルティのような感じでもない
いまいち知名度がないけど、今のところ4人ぐらいに薦めているけどみんな絶賛する。 薦めた相手に会うたびにハード・コアについて話をするぐらいだから、心を動かされる何かがあるんだろう。
http://www016.upp.so-net.ne.jp/goki-con/e/40.html このサイト一時期すごく読んでたなー。今書いたら炎上しそうな内容ばっかりだ。。 どんより気が滅入ってくるけど感動するのはまさにその通り。電子書籍で読めるんだからいい時代。
湯けむりスナイパーのコンビの作品だけど、すげー狩撫麻礼っぽい。
映画化が間近ということで読んでみた。 「ハード・コア」の主人公の核というか、真っ直ぐさは、汚泥のようにどうしようもない行き詰まりの中でも、莫大な金銭を得ても変わらないんだなと思った。だからとんでもなく不幸だけど、惹かれる。友人の牛山も奇矯な行動をとるが、間違ったことや裏切ることはしない。ふたりの「純度」は最期まで変わらない。 だから彼らの空回りはちょっと面白くて、物悲しくて、気が滅入るけれど、胸が打たれるんじゃないかと思った。個人的には扇風機の回が強く頭に残ってる。