イギリスでファッション誌のアシスタントをしているガブリエラは、インド洋に浮かぶ島モーリシャスにひとり降り立った。本当なら編集部総出でロケに来る予定が、社内にインフルエンザが蔓延したために感染を免れたガブリエラが、ひとりで撮影の下見をすることになったのだ。ホテルでひと休みしようとしたその時、突然男性が部屋に入ってきた。リック、編集長の恋人と噂されている彼がなぜここに!? 戸惑いを隠せずにいる彼女を、リックは美しい瞳で誘惑し…。
固い絆で結ばれた運命の二人だと思っていたのに“アノ日”を境に全てがダイナシ! ロマンチックな初H★を済ませたアタシと桃也。ラブラブな関係―― だと思っていたのに―― 変なのォ。生理っつったら急にパッと手離しちゃって。今日までの5日間、「生理だから」ってだけでワンタッチもナシ。これって―― 生理だとHできない=「SEX以外お前にキョーミ無いんだヨ!!」ってコト――!? ビミョーなオトコノコとオンナノコの気持ちの違いをポップに綴った表題作ほか、「Precious Children」「ハイク!ハイク!ハイク!」「Girl meet Mr.」「I・love・Junior」「逃げたモン勝ち!?」を収録。
会社の後輩、徳田君はハタチを過ぎているのにエッチ経験がない。少しでも気にしないで明るくしてる。私は25歳で処女。その事が肩にのしかかって毎日重みが増していく。徳田みたいになれたらいいのに……。表題作ほか、どうして結婚なんてしたいと思うんだろう? 「好き」だけあればいい。「on your pocketes」、最初は告白してくるクセに結局逃げてしまう男達を見返すため、アイドルになってやる!! 「アイドルはキミだ!!」、初めての彼氏は二股をかけていた……「cloud-kissing love」「BOXING」「フリー×フリー」の5編を収録。恋をしてる女の子はこんなにも魅力的!!
クリスマスを目前に控えた週末、雪のなかウェンディは幼いハリーを連れ、工場へとやって来た。会ったこともない社長、非情なプレイボーイと噂されるカレンの呼び出しで。ふたりで初めて祝うクリスマスの準備を始めたところだったのに…。ウェンディは亡くなった隣人の子供、ハリーの後見人になったばかりだった。話しながら歩いていたふたりは、不注意で待ち合わせ場所にいたカレンにぶつかってしまう。瞬間、ウェンディのなかを電流が走った。この感情はいったい…!?
「絵本から抜け出た王子様みたいだわ」図書館員キャサリンは、偶然図書館を訪れたジャワール王国の王子ハキムにひと目で心奪われ瞬く間に恋に落ちた。ある日、彼から熱烈な求婚を受ける。舞い上がるキャサリンだったが…それは彼の仕組んだ罠だった。強引に灼熱の砂漠につれられ囚われの身となってしまったのだ。「逃げようだなんて思わないことだ」彼は射抜くような瞳で私を見つめ――!? 他、水の都でイタリア男と紡ぐ情熱の恋物語「ベネチアに恋して」も同時収録。
妹の結婚式に参列するため、クレアは6年ぶりに故郷に戻ってきた。そこで待ち受けていたのは、かつてのクレアの想い人であり、故郷からクレアを追い出した張本人、フランス人実業家のアランだった。アランはある出来事のせいで、クレアのことを男をたぶらかすふしだらな娘と誤解してしまったのだ。蔑みの視線は6年たった今も変わらない。1番会いたくて、会いたくなかったアラン。彼を前に困惑するクレアに、アランは驚くべきひと言を告げ…。
経営コンサルトのナタリーは、出張で訪れたカリフォルニアでジョニーと出会った。彼は地元で有名なバーテンダーでマティーニ・コンテストで長年王座を独占していた。昨年リタに王座を奪われるまでは…。この町では珍しくスーツに身を包んだナタリーに、興味をひかれたジョニーはデートに誘う。人の心を見透かすようなジョニーに、ナタリーもまた強く惹かれ…。一方、ジョニーから王座を奪ったリタは、ベッドをともにしたベンとの、今後の関係性について悩んでいて…。
19歳のナイリーは、大叔父さんの遺産、小さな家と農場を相続するため、農場のあるホリスターにやって来た。6年前、事故で両親を亡くしたナイリーは、両親の遺産を全て奪われ、寄宿学校に入れられた。校長ミス・エムは、そんなナイリーの将来の為、手を尽くしナイリーと親交の無かった大叔父を捜し出してくれた。町に着いてすぐ、ナイリーは圧倒的な魅力を放つ男性、ブラントと出会い、運命のようなものを感じるのだが、彼は農場を奪い取ろうとする大企業の後継者で!?
若いふたりの情熱的な恋。シェイにとってアレックスはすべてだった。しかし彼はキャリアを手に入れ大人になるためにアメリカに旅立つという。アレックスの真意を理解できない幼いシェイは絶望し拒絶してしまう。彼の子を身籠ったことを知らせることなく…。あれから11年。再会したふたりはお互いの気持ちを伝えられずにいた。どうして待ってくれなかった? それでもまだ愛してる…。過去のわだかまりからシェイはアレックスを避けようとするが心は千々に乱れて…。
月が輝くデビュタントの夜、いつもの冴えない私を忘れて、今日だけは美しいプリンセスになるの――…ドレスショップで働くメアリーは眼鏡におさげの内気な少女。知的でハンサムな弁護士ジェームズに憧れてはいても、そっと窓から見つめるだけで精一杯。見かねた店主のマーガレットは、彼女に1着のドレスをプレゼントする。魔法がかけられた美しいドレスに勇気を得たメアリーは、名前を偽って舞踏会に潜り込み、憧れのジェームズと夢のようなひと時を過ごすが!?
君には僕を満足させる義務がある。そう、何度でもだ――小さな嘘がきっかけで剛腕で名高い億万長者のアダム・ソーンの命令に従わざるを得なくなったジャスミン。いくら仕方がないことだったとは言え、それでも最も卑劣な手段でアダムを騙していたことには変わりない。彼がどんなにひどいことをしようと、私にはそれを責める権利はないんだわ…。ジャスミンはアダムに命じられるがまま身ひとつで彼の自家用ジェットに乗り、ホリデーシーズンのウィーンを訪れるが…!?
ひどい頭痛と闘いながらメロディは病室のベッドに横たわっていた。記憶喪失と診断をくだされたのは2日前。交通事故に遭い、死の淵をさまよっていたらしいが、事故のことも、それ以前のことも、何も覚えていない。そんなメロディのもとにアッシュと名乗る男性が現れた。俳優かモデルかと見間違えるほど端正な容姿の彼は、あろうことか彼女の婚約者だと言う。仲むつまじげなふたりの写真を見せられては信じるほかないが、なぜかメロディは、途方もない胸騒ぎを覚えた。
名家の令嬢を本人に気づかれずに護衛すること――元囮捜査官ビリーにとって、新しい仕事は朝飯前のはずだった。ところが、その令嬢ジュリーが真夜中に家を飛び出したことで事態は一転!追いかけたビリーは、警官だと嘘をつき彼女をつれ戻そうとするが、あえなく失敗。しかも何も知らないジュリーに、逃避行の護衛を頼まれて…!?ここで彼女を見失うわけにはいかないと、ビリーは天使のように無邪気な箱入り娘、ジュリーの家出ごっこにつきあおうと決心するが…!?
仕事のためと言い訳しながら、あなたから目が離せない――広告代理店勤務のシーリアは商談のため、指定された高級ホテルの一室へと向かっていた。そこで待っているのはCEOのエバン・リース。その有能さと同様プレイボーイぶりでも有名な彼だが、今日はその魅力に惑わされている場合ではない。この契約に自分の未来がかかっているのだ。だが彼の口から出たのは予想もしないひと言だった。「来週カタリナ島で開かれる結婚式に僕のパートナーとして出席してほしい」。
ルーク・ガンブレリ――才能豊かな映画プロデューサーであり、それと同じくらいプレイボーイとして有名なシチリア人。長身のゴージャスな体とまばゆい美貌で、盗んだハートは数知れず――その実物を初めて目にし、ダーシーはかつてない危険を感じた。捨てられた親友のためとはいえ、彼を誘惑するなんてとても無理だわ!けれどそのためにコネをたぐって今夜のパーティーにもぐり込んだのだ。誘惑に屈しそうな心を抑えつけ、ダーシーは強烈な魅力を発する獲物に近づいた。
アンゼリカは26歳にして初めて実父スティーブンと対面した。スティーブンとは親子の絆を深めることができ、週末は大富豪である彼の領主館で過ごすようになった。ある日、スティーブンがウルフと名乗るシチリアの伯爵を館に招待した。希代のプレイボーイとして名をはせるウルフは、噂どおりきわめて魅力的だった。しかし彼はアンゼリカをスティーブンの愛人と思い込み、軽蔑のまなざしを向けてくる。アンゼリカは激怒した。絶対ウルフを許すものですか!
世界的大企業で働くアンドレアは、ある日突然グループ全体を率いる若きCEOガブリエル・クルスからの呼び出しを受けた。彼は冷酷な経営者として名高い男。私何かしてしまったのかしら?不安な気持ちで向かった先には褐色の肌と豊かな黒髪が美しい見覚えのある男性が――なんと夏の終わりとともに行方知れずになったかつての恋人の姿だった!そして告げられた衝撃の事実、彼女の大切な恋の思い出はすべて、嘘で塗り固められた庶民調査の一環だったと言うのだ…!
ロビンは車の衝突事故で兄サイモンを亡くした。同じ事故で対向車に乗っていて命を落とした女性の兄チェーザレは、事故の原因がすべてサイモンにあると思い込み、巧妙で残酷な復讐をくわだてた。圧倒的な経済力にものを言わせてロビンが拒否できない状況に追い込み、結婚を迫ってきたのだ!復讐計画の一端にすぎない結婚話に、ロビンは反発したが、男らしさの化身のようなチェーザレに荒々しくキスされて、体じゅうの力が抜けていく自分がいた…。
“雇い主を誘惑するふしだらなベビーシッター”誰もが私をそう思っている、美しく傲慢なマリオ・マルコリーニもきっと――…名家のスキャンダルに巻き込まれ汚名を着せられたサブリナ。真実を口にすることもできず日陰で生きる彼女に突然、イタリアの大富豪マルコが期限つきの契約結婚を申し入れてきた。密かに心惹かれていた相手からのプロポーズに動揺を隠せないサブリナだが、彼はあの噂を信じ、大金さえ与えれば彼女の身体を好きにできると思い込んでいたのだ!
「ゴムがあるといけない」と言って避妊してくれないカレ。アタシはピルを飲むことを考えたんだけど、それを知ったカレとケンカになってしまう。結局一人で病院に行ったアタシは色んな女の人がいると知って……「正しいピルの飲み方」ほか、好きかどうかわからないけどセックスしたい!!「Tip‐andrun」、Hってピアスみたいなものだって聞いたけど……「ピアス」、まわりからは止められたけど、生徒との恋がストップできなくなってしまって……「STEPPING‘STONE」の4本を収録。突っ走り系LOVEの最高峰!!恋は攻めて攻めまくれ!!
五十嵐未来の彼・裕也は「ゴムがあるとイケない」派。おかげで生理前はいつも不安でいっぱいの未来。こうなったら、じぶんで避妊するしかない!だが、「ピルを飲む」と提案する未来に裕也は猛反対してくる。ふたりの明るいSEXライフは果たして来るのか!?収録作品:正しいピルの飲み方/ONYOURPOCKETS/アパート貸します/オトナコドモな恋※宙出版刊行のコミックスを2分冊しております。
「お前がマグロだから気持ちよくないんだ」……それ、マジで言ってるンですか?悩んだみゆきは一大決心の末、産婦人科のドアを叩く……。女の子の心と体は切り離せないのよ!今時の女の子だってラヴは大事!ポップ&キュート&エッヂが利いてるラヴストーリー!!※松文館のコミックスを分冊しております。