ミツと俺、要は小さな頃から幼馴染み。性に奔放な俺と、そのお目付役のようなミツ。だけど俺はミツが熱っぽい目で俺を見ているのに気付いてる。ぎこちない距離感、そして俺の体にも変化が現れてる。ミツの考えてることはよくわかる。俺は自分の欲求に素直なんだ。ちょっとだけ試してみない? そういってミツを誘ってみたら、どういう反応するかなんてすぐわかるんだ。
人見知りで18歳になっても声は高いし身長も低い、夜船くん。かたや男子寮の同室の神代くんは、身長も高くてクールで無口。無愛想と言われてるけど、神代くんが優しいことを知っているのは夜船くんだけ。いつも守ってくれる神代くんに夜船くんは、心臓がドキドキ、キュンキュン! これって恋!? 悩む夜船くんに、クラスメートの桜樹が声をかける。「試しにオレと付き合う? 現実を忘れるくらいの気持ちいいセックス、してみたくない?」