思春期に、人と違うことについて悩む少年。
※ネタバレを含むクチコミです。
「男なのに胸がふくらみはじめた――!?」ある日、自分の身体に異変を感じ始めた小学生の潮類(うしおるい)。同級生男子からはからかいの対象になり、母親をはじめ家族にも「普通ではない」ことを指摘され、男らしくなれない自分は存在自体を認めてもらえていないことにショックを受ける。成長するにつれ、違和感は次第に劣等感に変わっていき、みんなと同じになりたいと願う類はわざと男らしく振る舞うようになる。しかし、外見に現れる顕著な変化に類自身も戸惑うようになって……!?――曖昧な「性」に翻弄される、類の葛藤と成長、そしてそれに伴う家族・社会との向き合い方を描くヒューマン・ドラマ!!
作者の性格の悪さが滲み出てる作品でしたね
古い価値観の人間は間違ってるから病気でこの世から消せば良い
新しい価値観の人間はそれを気にせずハッピーエンド…じゃあ新しい価値観の人間の方が性格悪いじゃないですか!
ショックを受けるたびくどいくらい顔アップでアピールしてくる主人公からも「可哀想だろ!同情しろ!」という作者の人間性が感じ取れます
私って可哀想だよねぇ!と生きてきた人間が同情してもらえる年齢でもなくなったので世間的に可哀想だとされる人間を神輿に担いで同情ビジネスしてる状態に近いと思います