30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 豊田悠
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「ずっと…怖がらせないように演技してただけだったら、どうする?」水筒香は、日本を代表する俳優の一人。その強すぎるフェロモンから「歩く性的コンテンツ」と呼ばれるほどだが、一児の父でもある。22歳の脚本家・金屋敷司之介は、そんな香に幼い頃から憧れ、叶わぬ恋心と並々ならぬ劣情を抱いていた。大事な我が子・海香のためずっと恋愛を自粛していた香だったけどある日を境に、海香は父親の『恋愛解禁』を宣言!司之介は、香と同居するチャンスを掴む。それから4年――香との縮まらない距離に、司之介は半ば諦めモード。仕事もうまくいかず自暴自棄になっていたところ突然、香からキスをされて!?ストーリーテラー・池玲文が圧倒的な筆力で描く、超本格芸能界ラブ!電子書籍は雑誌掲載時のカラーページを再現して収録!
評判聞いてて楽しみに、でもあまり情報なく読み始めたけど、育児BLではないかな。
もう思春期でちゃんと自分の気持ちも言える年齢。
そんな海香が密かに認めているのが子役上がりの売れてない脚本家の司之介。
歩く性的コンテンツとも呼ばれている海香の父、香のことが子供の頃から一途に好きで色々あって同居もしている。
香も「司之介が夢見ている香」を演じるほどに好きだったわけだけど、自分が知っている香が「本当の香」ではなかったことに司之介はモヤってしまう。
そんな2人が両思いになって仕事に邁進しつつキチンと気持ちを伝え合うまで。
海香のサポート(愚痴聞き役w)や香父、元奥さんまで登場するけど、意地悪なクラッシャーがいないので読んでて楽しかった。