あおむしのゆめ
閉じる
メニュー詳細
学校で凄惨ないじめを受けているマユミと、そんなマユミの唯一の友達でヒーローと慕うナギの物語。
2人は夜に同じ夢を見るという秘密があり、その世界では巨大な青虫が何もかもを食い尽くしてくれる楽園だった。
しかし2人は少しずつすれ違い…。
お互いにお互いしか居ない関係でありながら、実はお互い青虫に対する認識が異なっていて、ナギにとっては大切な記憶だった死にかけの青虫のことをマユミは覚えていなかった。
それでも二人の繋がりは絶えることなく続く…という結末が良かった。
正直かなり幻想的かつ情緒的で話を完全には理解できてないけど、先に書いたように「好きなものや嫌いなものが完璧になんでも一緒じゃなくても友達」で居られることはいいなーと思った。
(月刊!スピリッツ2024年01月号)