家族の形に決まりなんてない
家族はいいものです。そう思えない人もたくさんいることは知っています。 何も血の繋がりだけが家族ではなくて、友達だったり仲間だったり恋人だったり大切にしたいと思える人全員を家族と呼んでもいいんじゃないかと思います。 そう思わせてくれるのがこの作品です。 しっかり者の小学生・勇飛くんと可愛いもの好きな極道・蒼井さんの交流を描いたコメディではありますが、家族って何?多様性って何?を考えさせられる作品でもあります。 小学生が大人びててもいい、極道が可愛いもの好きでもいい、おねえさんみたいな叔父がいてもいい…その延長線上に、どんな形の家族があってもいい!というメッセージが見えてきます。 コミカル回もハラハラドキドキ回も最終的にあったかい気持ちにさせてくれるのが素晴らしいです。 勇飛くんみたいに穏やかでまっすぐな人になりたいし、蒼井さんみたいに大切なものを守れる人でありたいし、この作品のように優しく認め合える世界であってほしいと思います。