他2作の感想。
ゆうせつ
動物が好きで、家業の猟師を継ぐ気になれない主人公の少年・シークが、今まで見たことのない美しい獣人・メチェリと出会い、日々心を通わせることに楽しみを見出していたけれど、メチェリの仲間がシークの父親の手によって殺されていたことが判明し、シークの運命が大きく動くという話。結末が予想できなくて最後まで面白く読めたんですけど、オチがあまりピンとこなかったと言うか、いわゆる"目覚め"みたいなことを描いたんですかね。メチェリに対してと、狩猟に対しての。あと、本当に自分が欲しかったものは何かという気づき。あの気付きのシーンが若干あっさりしていたかな…
あと冒頭でメチェリが思いっきり鹿を殺して食べていたのを見ても何も思わなかったのかな。メチェリの美しさのほうが上回ったということか…
第53回J新世界漫画賞佳作受賞!! 極寒の雪山に住む少年・シークは狩猟に抵抗感を持っていた。そんな中美しき獣人・メチェリと出会い…!?圧倒的フェチズムで紡がれる、ヒューマンドラマ読切!!