「氷の城壁」感想
予想を遥かに越える傑作だった!わりとボリューム多めにも関わらず、あっという間に最終話まで読み終えていた。登場人物達にここまで感情移入してしまうのは、それぞれの掘り下げが丁寧に描かれているからに他ならない。ひとりひとりが自分の内面と向き合い、悩み葛藤しながら乗り越えようとする様は、見ていて痛々しくもありキラキラ眩しくもある。…そして、壁を越えた先にはちゃんとキュンキュンもあるし(笑) これぞ青春だわ!
人と接するのが苦手で、他人との間を壁で隔ててしまう氷川小雪。高校では誰ともつるまずに1人で過ごしていたけど、なぜかぐいぐい距離を詰めてくる雨宮ミナトと出会い――? 孤高の女子・小雪、学校の人気者・美姫、距離ナシ男子・ミナト、のんびり優しいバスケ部員・陽太。どこかちょっとこじれた4人の、もどかしい青春混線ストーリー!
ウェブトゥーン制作の最前線を語る上で、日本の個人制作の『氷の城壁』に触れて語られてるの嬉しい!
ウェブトゥーン制作の最前線 - 飯田一史・日本のウェブトゥーンには、読者に身近なジャンルを描ける個人作家が今こそ必要だ:イ・ヒョンソク氏(前編) ウェブトゥーンという言葉が広く使われるようになって久しいが、 私たち日本のマンガ業界人、クリエイターは本当の意味でこのウェブトゥーンというものを理解...