モノクロ版で十分
言わずとしれた名作。 「庶民の主人公」VS「お金持ち集団F4」の戦いから恋愛へと発展していくラブストーリー。 花より男子自体は面白いんですが・・・ カラー版は買わなくていいです。 他の集英社作品よりも色塗りがチープで、作品への感情移入を削ぎ落としてくれます。 花より男子を読みたい方は、モノクロ版の方が絶対いいです。
牧野つくしが入ったのは超金持ち名門高校。でも、そこはサイアクな所だった。F4ってチームが牛耳って、ちょっとでも歯向かうと集団イジメ! ぶち切れたつくしはF4の道明寺司にケリを入れてしまい…!?
類がフッたはずのつくしに興味を持ったり、金銭で物事を解決してきた司が、つくしに恋をして、強引に庶民の間隔ではありえない方法で迫ったりと、微妙に複雑な恋の展開も面白いです。両思いになったらなったで、金持ちと庶民の壁に翻弄されまくる。よくこれだけドラマチックな展開で引っ張れるなと関心しきりです。そして、その状況に怯まない主人公つくしも根性あるなあと思います。読んでいて飽きが最後までこないです。