江戸時代BL
百と卍 紗久楽さわ
正直言ってイラストは好みではない。 でもガッツリ江戸時代のBLってあまり無くて興味深い。 百はどうにも頼りなくてアホっぽくて通常は卍がいないとダメに見えるけど、卍が弱っている時には結構敏感に気づくしグッと成長して見える。
時は江戸時代・後期。真夏の蒸し暑くせまい長屋で、熱い吐息交じりにまぐわう男がふたり――。客に男色を売った男娼の総称=陰間(かげま)。元・陰間の百樹(ももき)は、ある雨の日に卍(まんじ)に出逢い拾われた。陰間の仕事としてではなく、やさしく愛おしく、恋人として抱かれる瞬間はまるで夢のようで、そんな日々に百樹は幸せでいっぱいなのだった。たとえ過去に、どんなことがあったとしても。伊達男×陰間あがり。溺れるほど愛おしい江戸男子の艶ごと極上エロス。江戸漫画の革命児、紗久楽さわが描く、初のBL作品!
表紙に惹かれる感じわかります(笑)