PHP研究所マンガの感想・レビュー3件最前線にいる人をたたえたいFinal Phase 朱戸アオnyae常に命の危険に晒されながら、感染拡大を抑えるため、ひとりでも多くの命を救うために最前線で働く人たちの目線を体験したような感覚でした。凄まじい。 自宅隔離生活で人との会話に飢えてる人の描写も、今の自分は近いものを経験してるからこそ「ほんとそう…」となります。 ついウイルスは人間の敵と思いがちですが、人を殺すためではなく、あくまでも目的は寄生することなんだと、ただ憎むだけでは何もならないという考えを学びました。子育てに行き詰まったときに最高毎日かあさん(毎日新聞出版) 西原理恵子名無し西原さんの代表的なコミックのひとつです。西原さん自身の子育ての日々のなかでのあれこれが面白おかしく描写されていて思わず笑いがあふれる内容になっています。自分自身が子育てのストレスでイライラしているときなどに、この漫画を読むことでかなりすっきりすることができ、また子育てを頑張ろうというファイトが出てきます。西原さんの、明るく前向きなキャラクターがそのままこの漫画のなかに折り込まれていて読み終わった後、楽しい気分になれます。もし都心の湾岸地区で感染症が起きたらFinal Phase 朱戸アオたか医師・鈴鳴、疫学者・羽貫、感染症で父をなくした少年・樽見が、協力して感染症の原因究明、感染拡大を食い止めようと奮闘する物語。 **ものすごい情報量と巧みな構成で、読み終わったあと全1巻とは思えないくらい満足感がありました。** 死亡した患者の家族に聞き取りを行い原因を割り出していく作業や、ウイルスの構造、災害ユートピアなど、実際の知識による肉付けは読み応えがあります。 事態が悪化していく中で、この作品のタイトルが「Final Phase」だと思い出したときは、この先の展開を想像してゾッとしました。 感情移入しやすいリアルな街並み、実写ドラマを観ているような生々しさがたまらない1冊です。 (画像はFinal Phase 4話より)
常に命の危険に晒されながら、感染拡大を抑えるため、ひとりでも多くの命を救うために最前線で働く人たちの目線を体験したような感覚でした。凄まじい。 自宅隔離生活で人との会話に飢えてる人の描写も、今の自分は近いものを経験してるからこそ「ほんとそう…」となります。 ついウイルスは人間の敵と思いがちですが、人を殺すためではなく、あくまでも目的は寄生することなんだと、ただ憎むだけでは何もならないという考えを学びました。