「もし明日死ぬなら、どんな人生を送りたい?」最期に本性を剥き出しにする生き物を見るのがだ~いすき!最高に悪趣味な宇宙人・ニュウが次の<終末観光>に訪れたのは、巨大彗星の衝突が迫る地球。だけど、これまでさまざまな星の最期を見てきたニュウにとって、終末を迎える地球人の悪あがきはありきたりでなんだか物足りない…。刺激を求めたニュウがそんな地球人に与えた、とっておきの<プレゼント>とは――。倫理観0のニュウと彼女に振り回されながらも見守り続ける苦労人ロボット・テラの、愉快でにぎやかな終末観光は、「終わりの始まり」だった…!?
「たま子はニワトリのたま子です!恩返ししにきました!」とある山の中で細々と経営している喫茶店・喫茶フライングバード。そこで飼育されているニワトリのたま子が、ある日突然「人間の女の子」となって現れた!初めこそ信じられない従業員一同だったが、ある出来事により本物のたま子だという事が分かり、恩返しがしたいという彼女の気持ちを尊重し、お店の手伝いをしてもらう事に。しかし、姿かたちは変わっても、中身はニワトリのまま!三歩歩けば注文を忘れ、虫が動けばそっちに夢中で、お店の中はてんてこ舞い!意気込みとは反対に空回る頑張りは、いつになったら報われるのか――?ニワトリ娘のドタバタ恩返しコメディ、コケッとスタート!
「女神様みたいだった」そう思ってしまうくらいに女子高校生・早川飛鳥は、演劇大会で見た大鳳雅(おおとりみやび)に感動する。雅が同じ高校にいると知り「あの感動を伝えたい!」と衝動のまま、飛鳥は演劇部の部室へ向かうがその女神様の姿はなく、人数合わせのための勧誘を受けてしまう。断り切れずに初めての演技に挑戦するも、主役の岩波風雅に「足手まといだ」と言われその言葉から逃げるように、部室から飛び出す。しかしその際、家の鍵を部室に落としてしまったことに気づき泣く泣く戻って、再び扉を開けてみれば綺麗な女性になった岩波風雅がそこにいて…驚きを隠せない中、飛鳥の青春が今、開演する――!
ある日突然、異世界の王国に魔族を滅ぼす聖女として召喚された社畜OL・生方茉莉(うぶかた まり)。しかし、聖女の力を扱えなかった茉莉は「役立たず」と罵られた挙句、魔法で黒猫に変えられてしまう。予想外の出来事に動揺する彼女の前に現れたのは、今まさに城に攻め込んできた魔王・アイゼス。絶体絶命かと思いきや、猫の姿が幸い(?)し……なんとそのまま連れてかれ、アイゼスの飼い猫になることに!最初は人間に戻るため、アイゼスから逃げ出そうとする茉莉だったが、彼の優しさと悲しみの影に触れるうちに、次第に心惹かれていき――?黒猫にされた社畜OL×実は優しい魔王様が織りなすラブロマンス、ここに開幕!
「あんた誰なんだ?俺の何を知ってる!?」「君の友だ――。」薬師一家の沁翔啓(しん・しょうけい)は、兄の舞光(ぶこう)とともに遠路はるばる悠永城へとやってきた。病に伏せる皇太子殿下のために、国内一の名水である瑠璃泉を献上するのが目的だった。だが翔啓は、ふと忍び込んだ後宮への隠し通路で、女のような出で立ちの人物を目撃する――。悠永城に潜む<皇后の剣>とは何者なのか?仮面の下に隠された、炎のように赫い瞳の秘密とは…?冷酷な皇后が支配する、陰謀と欲望が渦巻く後宮。失われた記憶を求めて彷徨うことになる翔啓は、果たして何を知るのか――。《過去》と《友情》が交錯し、運命に翻弄される二人。激しくも切ない、心揺さぶる中華後宮ファンタジー!
「昔からかわいいって言われるのは声だけ」コールセンターで働く生野 音(いくのおと)は、初めてできた彼氏から「声はタイプだけれど、見た目が地味で微妙だから別れてほしい」とこっぴどくフラれてしまう。ずっと自分に劣等感を抱きながらも不眠に悩む若手エリート・藤森 速人(ふじもりはやと)の頑張る姿や言葉を心の糧に、日々を過ごしていたのに…。彼氏の言葉によって…その支えすら粉々に壊れ、すっかり塞ぎこんでしまった音。しかし幼馴染・松永 奏太(まつながそうた)からの勧めで「入眠ボイス」という存在を知り、気持ちが変化する。もしかしたら、自分の声で誰かの役に立てるかもしれない…。「自分のこともっと信じて好きになりたい」そう決意した音の声は速人の不眠体質に届き、自信につながるのか?音声投稿を通して描く音の成長と――ピュアなラブロマンス♪
※【電子単行本】ご購入の方へ ご購入前に必ずお読みください※ ・この作品は「まほまね 第1話」~「まほまね 第13話」」までの各話と内容の重複があります。「汝、選ばれし者よ!!我らと共に惑星を守護らん!!」 …これはキラキラした女子たちの影で必死に役目を全うせんとする、とある裏方少女の涙ぐましい日常の物語である…。ある日可愛い妖精さんと魔法少女隊に出逢い、世界を守るさだめを背負うべくスカウトされたアニメ好き中学生「カヨ」。「私も魔法少女に…!?」そう喜んだのも束の間、カヨが選ばれたのは魔法少女、ではなく、そのお世話係=『マネージャー』だったのだ! 華やかなコスチュームで怪人退治に奔走する魔法少女たちををよそに、今日もカヨは学校指定ジャージでそのサポートに駆け回る。立派なマネージャーになるために…そして一秒でも早く帰宅して、お気に入りのアニメを見るために!!
※【電子単行本】ご購入の方へ ご購入前に必ずお読みください※ ・この作品は「声が聞きたい小平くん 第1話」~「声が聞きたい小平くん 第10話」」までの各話と内容の重複があります。(本当に好きな声だった―――) 小平 哲平は入学式の日、新入生代表挨拶をする栗谷つぐみの【声】に強く惹かれる。偶然にも哲平の席は、その【声】の女生徒、栗谷さんの隣の席だった。次第に距離が近づくか…と思いきや…― 哲平のリアクションのために【声】を聞かせるのが恥ずかしい!と栗谷さんからのメッセージが…! 声を聞きたい哲平と、声を聞かせたくない栗谷さん。二人のもどかしい“ピュア”ラブコメ開戦!!
※【電子単行本】ご購入の方へ ご購入前に必ずお読みください※ ・この作品は「後宮の炎王 第1話」~「後宮の炎王 第12話」」までの各話と内容の重複があります。「あんた誰なんだ?俺の何を知ってる!?」 「君の友だ――。」 薬師一家の沁翔啓(しん・しょうけい)は、兄の舞光(ぶこう)とともに遠路はるばる悠永城へとやってきた。病に伏せる皇太子殿下のために、国内一の名水である瑠璃泉を献上するのが目的だった。だが翔啓は、ふと忍び込んだ後宮への隠し通路で、女のような出で立ちの人物を目撃する――。悠永城に潜む<皇后の剣>とは何者なのか? 仮面の下に隠された、炎のように赫い瞳の秘密とは…? 冷酷な皇后が支配する、陰謀と欲望が渦巻く後宮。失われた記憶を求めて彷徨うことになる翔啓は、果たして何を知るのか――。《過去》と《友情》が交錯し、運命に翻弄される二人。激しくも切ない、心揺さぶる中華後宮ファンタジー!
多くの新入生でにぎわうキャンパス内に、ひときわ目立つ学生が一人。SNSで話題のインフルエンサー女子・中納蒼生(なかのあおい)。だがその正体は…冴えない眼鏡男子!? メイクアップアーティストの姉による女装姿がSNSでバズった蒼生は、暗い過去と決別するため、女子として大学生活を送ると決めたのだった。そんな蒼生の前に現れたのは、クールでモテモテな美男子・西園寺爽真(さいおんじそうま)。高校の唯一の同級生である彼を、蒼生は極力避けようとするが…? 「久しぶりだな、中納蒼生くん」 絶体絶命の蒼生に西園寺が持ちかけた黙秘条件とは――「偽装彼女」になること!? 彼に付きまとう手強いストーカーたちを退けるため、そして自身の秘密を守るため…… 女装男子×超絶美男子の偽装カップルによる、ヒヤヒヤ&ハラハラのキャンパスライフが始まる! ※こちらには【第1話~第8話】が収録されています。
自分ひとりで学費を稼げないと退学確定、大ピンチに直面した女子大生の夏澄。お金持ちな幼馴染(12)の父親が、そんな彼女に期間限定で超高額な家政婦アルバイトを申し出た。どんな事情でもお仕事だけは、一生懸命マジメにやりとげます。気になるのは久しぶりに会った幼馴染のユキヒト君、なぜか毎日不機嫌そう。「夏澄のこと、か、可愛いとか言ってないだろ!」 これが反抗期ってことなのかなぁ。それでも! めげない夏澄は今日もユキヒト君のお世話に向かいます。そんな彼女の行動に触れて、ユキヒト君はますます情緒不安定に!? 素直な気持ちを口に出せない不器用なユキヒト君の想いは、天然なお姉ちゃんに届くのか!?
「あーあ、このままじゃ…二度目の人生も短く終わりそうね…」 転生者である海賊令嬢アナスタシア・バルディは、絞首台の前にいた。目の前で冷たいまなざしを向けるのは、仇敵の暴君シーグフリッド・ラヴァンディエ公爵。だが、そこに乱入してきたモンスターを倒して料理したことをきっかけに、公爵は彼女に興味を持ったようで…!? 「食事をおいしいと思ったことがなかった」 「今まで一体何食べてたの??」 極度の偏食持ちであるシーグフリッドが「健康になるまで」という条件で、行動を共にすることになったアナスタシア。彼女の武器は、食道楽バックパッカーだった前世の記憶とレシピの数々! その料理に込められた想いを知るにつれ、暴君の心にも変化が生まれ――? 現代レシピの知識でイケメン公爵の胃袋とハートを征服せよ!? 豪快グルメ快進撃、ここに開幕――!! ※こちらには【第1話~第5話】が収録されています。