「こんなかわいい顔を隠してたの?」 触れたところから溶けていく上司の表情がたまらないっ! ――かわいくないと言われ続けて25年。自分に自信のないOLのまどかは、上司の初川に対して劣等感を募らせていた。優秀で人望があり、気遣いまでできる社長の孫。そんな彼の嘘っぽい笑顔が信用できずに悶々とするまどかはある日、酔った勢いで初川を皮肉ってしまう。さすがの彼もつい気に障り…「さっさと本性を見せてください」なかば強引にホテルに連れ込まれ、襲われるのは…初川!? まどかは息を荒げて乱れていく彼の恥ずかしいトコロを暴きたくて抑えられない! そんな欲望のままに過ごした一夜がキッカケでふたりは秘密の関係に… ※本作品には「今から上司を襲います(1)~(6)」の内容が格納されてます。重複購入にお気を付けください。
「真奈を飼育して食べたくて」火照るカラダに先生の熱をたっぷり注ぎ込まれて…わたしの中に入ってくるっ!――大学デビューで意気込む真奈は、初対面の来栖先生に中学生と勘違いされて散々な目に。絶対に見返してやるんだから! そんな女子にも大人気な来栖先生を追っていたら、先生の信じられない秘密を見てしまって…しかも逃げた拍子に階段から落ちて死んでしまう真奈。 「あついのいっぱい、きもちいい」死から目が覚めたら先生からの極上のキス! 命を与えられて生かされたけど…先生は吸血鬼!?食料として飼育され、毎日官能にとろける甘い同居生活。飼われるなんて絶対にイヤ! そんな真奈のカラダにも異変が起きてしまい…※本作品には「堕ちたわたしは、甘く飼われる。(1)~(6)」の内容が格納されてます。重複購入にお気を付けください。
ひよこをまもれ
「流産する可能性が高いです」34歳でようやく妊娠したのにも関わらず、医師から告げられた言葉はあまりにも厳しいものだった。――ある絵本作家の女性は妊娠初期で、産婦人科医から「流産の可能性」について説明を受ける。夫と、まだ見ぬ我が子に思いをはせながら幸せいっぱいの生活を過ごすも、どこかでよぎる不安。増える出血量、軽くなるつわり。その不安はとうとう現実となってしまい…出産を通して夫婦は「親になる」ということを知っていく。「ワンオペの重圧」や「帝王切開の偏見」など、マタニティー・ブルーな母、そして夫婦の様々な悩みを綴ったオムニバス。時には挫けながら、それでも赤ちゃんを守り育てていく奮闘記が始まる!
高校時代の家庭教師・桐夫と結婚した葵。実家は資産家で公務員の夫との新婚生活。周囲から羨望の眼差しを受けるが、心に秘めた悩みがあった。夫が自分の身体を求めてこないのだ。自分は愛されていないのではないか? 「葵はそのままでいいんだ。そのままの葵が僕は好きなんだ」。そんな言葉に桐夫の裏の顔が秘められていた―。新しい職場で偶然再会した葵の幼馴染・結城の登場により、桐夫の狂気が暴走する…!
「虐めた奴らには相応の報復を…」――勤めていたブラック企業で理不尽すぎるイジメにあい、大切な人とのかけがえのない時間を失った過去を持つアイカ。時が経ち、見た目も性格も別人のように変貌をとげたアイカは元の職場へと舞い戻る。持て余すほどの美貌、誰もが羨む肉体とテクニックを駆使し、自分を不幸へと追いやった者たちへの【社会的制裁】をスタートさせる。「今度はあなたが死ぬ番よ」果たしてアイカが復讐を果たすその方法とは――?
「早く…貴女に触れたい」――高校3年の最後の夏…花火大会の帰りに親友だった『ゆうき』に告白をされ、付き合うことになった『瀬名』。その関係はお互い社会人になった今でも続いているけれど、仕事が忙しくてなかなか二人の時間が作れなくて悶々としていた…。欲求不満が爆発しそうな瀬名は久しぶりにゆうきとデートする計画を立て…? ――その他、「大人っぽいJKが社会人百合しちゃいそうになるお話」「JK同士の二人がプライベートプールで×××しちゃうお話」など、しのぎあさ先生が贈るさまざまな関係性の百合が詰まったオムニバス作品集!
「俺は紅緒と一緒にいたい。紅緒は俺じゃイヤか?」民俗学教授の久世さんちのお嫁さんは、9つ年下の幼な妻。まだ18歳なのにおばあちゃんみたいに古風な性格の彼女。そんなギャップも愛しいと、ラブラブな夫婦生活を送っていた。けれどそんな2人には、人には言えないちょっと『ワケアリ』な秘密があって…。これは、とあるお家に住む、ちょっとだけ変わった二人の不思議な不思議なお話です――。※本作品には「久世さんちのお嫁さん(1)~(5)」の内容が格納されてます。重複購入にお気を付けください。
「本当に私のことが好きなら…証明してみせて」――憧れの同級生・佐倉希(のぞみ)への告白が成功し、僕は幸せの絶頂だった…さっきまでは。そして今、僕は深い井戸の底にいる。佐倉が上から僕を見下ろして言う。「あなたは何日で這い上がってこれるかしら?」――これは彼女の策略なのか? なぜこんなことを…僕はただ、君を好きになっただけなのに! 水も食べ物もない地の底で、悪夢の日々が始まろうとしていた…
現実的な話の数々で、毎話心打たれる。 分冊版なので1冊あっという間で早く続きが読みたい。 自分が言える様な人間じゃないけど、一つの命を産み守り育てるって、言葉で言い表せないくらいすごいことなんだなと改めて思う。 琶子先生の言葉が子育て中の自分にはグサグサと刺さってきました。 そして、話の中に出てくる様な、絵本に救われる、気がつかされるってあるよなと共感です。表紙の琶子先生の真っ直ぐな瞳に惹かれて読んで良かったです。