鬼の牙は甘く淫らに乙女を喰らう
「さぁ言え 助けてやめてと言ってみろ」とある理由で鬼やあやかしが棲む世界へと入り込んでしまった月代。瞳を開けた瞬間、目の前にいたのは鋭い目つきの白拔威、灰、坐黒の禍々しい雰囲気の鬼たちだった。人間を喰いたがる彼らを前に体をこわばらせる月代だったが、罪の意識からかそれを受け入れようとする。意外な反応を見せる彼女の本性を暴こうと、白拔威は着物の隙間からみえる色白の肌に舌をはわせ執拗な愛撫で蜜を溢れさせ奥を疼かせる――。どこにも逃げられない環境で、恐ろしくそして妖艶な鬼たちと過ごすことになった月代をまっている定めとは。
バツイチがモテるなんて聞いてません【コミックス版】
満井と別れたことをきっかけに、恋愛から距離を置き、仕事に専念している和葉。しかし、そんな彼女の前に満井の元々カノ・陽子が現れた。まだ満井に思いを寄せている陽子は、和葉と満井が破局したことを知り、「復縁できるように手伝ってほしい」と頼みにきたのだった。半ば信じがたいお願いに戸惑う和葉だったが、陽子の熱意に押し切られ、協力することに。こうして、和葉による歪な陽子プロデュース大作戦が、幕を開けるのだった──。
征服王の愛玩妃【タテスク】
王女ヘルミーネが育ったエーデルライヒは隣国ギュネシュイクからあらぬ言いがかりをつけられてしまい、後ろ盾もなく周りから疎まれていたヘルミーネは両国の間を取り持つため征服王の異名を持つギュネシュイクの王ヤシャールの現地妻として差し出されてしまう。祖国での不遇な扱いにも関わらず、ヘルミーネは不当な言いがかりをつけるヤシャールの心を宥めるため、生贄兼人質の役目を受け入れた。両国の緊迫した関係の中、「妻」とはいえどんな扱いを受けるのかと怯えていたヘルミーネだったが、言葉も通じない「夫」ヤシャールは意外にも優しかった。しかし、ヘルミーネがヤシャールに心を寄せても、閨で鳴かせられるばかりの日々は愛玩されて閉じ込められる小鳥のような切なさを彼女に感じさせる。一方、両国間では陰謀が渦巻いており、ヘルミーネも否応なく巻き込まれていく。「夫」と心と言葉を通わせたいと願うヘルミーネの思いの行方は──。
したい、されたい、したくない~働くわたしの性事情~
早紀江の妊娠を心から応援していた剛(ごう)は、自分の中のもやもやの原因が彼女にあることに気がつき、思いが溢れてしまって……!? 『結婚しない娘は用無しですか?』のキョウ子がコミカルにお届けする、働く女性たちの“性のもやもや”物語がついに完結! 大人になった今改めて、自身が抱える“性の悩み”と向き合い、たどり着く、自分たちらしい答えとは?