怪談奇談まみれの四国お遍路
10年前に歩いた四国遍路の「ご利益」で「マンガ家寿命が延びた」と信じる作者。現在また仕事に困って編集を尋ねたところ、今度は「怖い話」を集めるため再び遍路を歩くことに!「四国遍路は あの世に近い この世の道・・・」。数々の心霊話や怪異を体験し、10年前には気がつかなかった四国遍路の「裏の姿」を知ることとなる・・・。★単行本カバー下画像収録★
妖怪のせいじゃない!?~心の憑き物祓います!~
―妖怪の存在を信じて疑わない主人公、安部春明は、『人の心にとり憑いて悪さをする妖怪』を退治する”妖怪退治専門家”として、助手の真砂椿と『妖怪退治』の依頼が来ないかと待っている。事実、この世界に妖怪なんて存在しないが、『妖怪にとり憑かれたような人間』は存在しているのではないか―ある日、二人がアルバイトとして働く居酒屋「百鬼夜行」の前に、妖怪にとり憑かれたような人間「憑き人」によってパワハラ被害を受け疲れ果てた一人目の依頼者が現れる。壊れかけた心に春明と椿の優しい言葉が染み、自分の話をすることに。そうしていると、妖怪退治の話になり不審に思いながらも依頼をすると――?
悪役令嬢バトルロワイヤル
さようなら、ありがとう、全ての「悪役令嬢」。プレイ中の乙女ゲームの世界に転生し“悪役令嬢”ヴィクトリアとしてゲーム内で生活することになった主人公・片桐梓。一癖も二癖もあるライバル悪役令嬢達とも学園生活を通して絆が生まれ、充実した新しい人生を歩み始めていたが、黒幕によって転生の際に持っていた「攻略本」の存在が露見してしまう。不正アイテム使用だと糾弾され、窮地追い込まれたヴィクトリアは、新しい世界でできた大切な友人達に何を語るのかーー。そして、明らかになる黒幕の正体とその目的と…!クライマックスへ突き進む学園バトルロワイヤル、最終巻!
お母さんのおむつを替えた日 ヤングケアラーの見つけ方
ぼくが3歳のとき、父は他界。母は神仏やご先祖様の声がきこえる人で 困っている人の相談に乗っていたけど、家はずっと貧乏だった。親族間の面倒事の話し合いをするのはぼく。“家のこと”のために林間学校も修学旅行も不参加。そして―― 15歳のとき母が倒れ、17歳から本格的な介護が始まった。ぼくの世界は全て家の中。あのとき、ぼくが過ごしていた時間は母のための時間だった。ぼくもまわりも気付かないまま――。目次 第1話 社会から取り残された場所 第2話 母は「先生」 第3話 学校より優先される“家のこと” 第4話 背負わされた責任と罪悪感 第5話 ぼくの世界は家の中 第6話 進学という希望 第7話 深刻化するケア 第8話 お母さんのおむつを替えた日 第9話 母の死 第10話 大人になったぼくの仕事 第11話 ヤングケアラー、見つけられた