【連載版】ウィンター・ウルフ【タテヨミ】
孤立した雪原の上にある屋敷に、たった二人取り残された男女。革命によって家族を失い、一人で亡命することとなった貴族の令嬢、「リシテア」。外国に密航するため、雪原の上の孤立した屋敷でブローカー「テロン」と落ちあう。しかし豪雪のせいでリシテアとテロンは足止めされてしまい仕方なく二人だけで時間を過ごすこととなる。夜になると聞こえる不気味な幻聴、屋敷を襲撃する強盗など危険な状況で、テロンはリシテアを守り、リシテアは警戒心を解き、少しずつテロンへ依存していく。結局、体を重ねるようになる二人。リシテアはテロンに惹かれるが、なぜか心を開かずミステリアスな彼の姿に常に不安を感じる。そんなある日、豪邸に新しい客が現れて状況が急変するが…
お嬢様に転生!~この恋、買わせていただきます~
お金儲け大好きな理系女子大生が、古代のお嬢様に転生しちゃった!「この世界で一山あててやる!」と意気込み、子どもの頃から「おもちゃ屋さんの買収」「泥棒まがいのプチ悪事」など、あらゆる手段を用いてお金儲けに邁進する。ビジネスのことしか頭にない主人公・楽陶(ルートウ)だったが、この時代の皇帝に皇太子、幼なじみの将軍、ビジネスパートナーの優等生までもが彼女に気がある様子で…?恋とビジネスに大忙し!?な痛快ラブストーリー!
後宮転生~なんで私がヒロインに?~
「君の運命の人は別世界にいるんだよ」 彼氏いない歴=年齢の冴えない体育会系女子学生・連七(レンチー)の運命が、縁結びのウサギ・月兎(げつと)の一言によって大きく変わっていく! 月兎によって恋愛ゲームの世界にトリップしちゃった連七は、ゲームのワケあり主人公・雲映(ウンエイ)としてログインするハメに。その世界で出会ったのはイケメン第四皇子・玄玉(ゲンユ)。もしかして彼が雲映=連七の運命の人? 降りかかるミッションとバグだらけの恋愛ゲーム、果たして攻略できるのか?
年下くんと恋するアラフォー~最後の恋は猫カフェで~
若くして結婚し、妻として母として家族に尽くしてきた石田夏美(37)は、モラハラ夫に抑圧され、思春期の娘にも冷たく反抗される日々に息苦しさを感じていた。世間知らずな自分を恥じる一方で、大好きな猫と関わる仕事に就きたいと、淡い夢を抱く夏美。ある日、近所の猫カフェで従業員募集の張り紙を見つける。思わず立ち止まって見つめる夏美に「興味ありますか?」と青年が声をかけてきて――?自分のことをひとりの人間としてしっかり見つめてくれる年下男性・叶野蓮人(26)と出会い、自分の居場所を見つけていく、アラフォー女性の最後の恋物語――!
【連載版】豪雪の日に【タテヨミ】
「俺、寝た女とはタメ口だから」あの日の吹雪のように、雄斗は激しく志保に襲いかかった。「寒い…」雄斗は返事の代わりに、志保の氷のような唇に、再び熱く自分の唇を重ねた。そして顔を離し、少しほぐれた彼女の瞳を見てこう言った。「だんだん暖かくなるから」あの日のアクシデントが気持ちの壁を壊し、災害による恐怖が、お互いの心を近づけてくれたのかもしれない。「正直、困ります。あの日のことも、こうやって来られることも。平気でタメ口で話されるのも」あの日あれほど雪が降らなかったら、私たちの関係に変化はなかったのかな…
魔石グルメ 魔物の力を食べたオレは最強!【タテスク】
貴族に転生したアインだが、スキル“毒素分解EX”が地味すぎて不遇…。しかしある時、魔石を食べて能力を吸収できる力があると知る。許嫁や優しいお母さまに囲まれて少年が「王」になるための物語が始まる――!
バブル・リング・ランデブー【タテスク】
私の若い頃はまだバブルの華やかな香りが残ってた。高学歴・高収入・高身長なんて言って、みんなたくさんの彼氏からいろんなものをもらってたけど、私はモノはいらなかった。ただ一つ、「誠実さ」を求めた――。清廉潔白・仕事熱心・温厚篤実。有馬結生の夫・泉水は、誰から見ても理想の夫。しかし大学の同窓会で、泉水の過去の秘密を知る女・紫織が現れる。「学生時代のあのときのこと」をチラつかせる紫織に、結生は泉水と大げんかに。その拍子に、結生はバブルの香り漂う25年前の大学にタイムスリップしてしまう!「あのときのこと」とは――?紫織のワナを阻止すべく、過去で奮闘することを決意する結生。果たして泉水の真実とは? 真実を知ってなお、相手を愛することができるのか!?オスカー・ワイルドの不朽の名作『理想の夫』にインスピレーションを得た、タイムスリップラブコメディ!
君の推しみたいになれないけれど
会社員の千秋(ちあき)には、仕事やおしゃれよりも優先したい密かな楽しみがあった……それは『推し』である地下アイドルめいちゃんの応援をすること。ある日、ライブの帰り道に大切にしている限定マスコットを落としてしまう。それを拾ってくれたのは、おしゃれでイケメンな奏人(かなと)だった。互いにめいちゃんのファンである事を知った二人の距離は次第に縮まっていくが――…。