【アブナイヒト編】クレクレ女にご用心!
夫の転勤で社宅生活になった藍本留美(33)。社宅なんて初めての体験だし、ちょっと心配…その心配は的中! 社宅の顔役である部長の奥さんは引っ越し挨拶の品を指定する始末。さらに週一回はお部屋の掃除をさせられるなんて…でも、夫の上司の奥さんだし断るわけにいきません。そうしているウチに「そのコートかわいいわね、ちょっと貸して」「うちの娘の服をつくって」「ちょっと子供たちの面倒を見て」とまるで私を奴隷のようにこき使う。でも、まさかあの奥さんがあんなことしてたなんて……
【アブナイ人編】6年後の脅迫電話
俺はお前の体のどの部分にホクロがあるのか全部知っているんだぜ…付き合っていた男と別れたのが26歳。それから2年後、上司に紹介された夫と結婚し、舅と姑、娘と幸せな日々を過ごしていた。ところがある日、その幸せな日々を打ち砕く電話が掛かってきた――「6年前、おまえに捨てられた男だよ。いや…、俺の中じゃ別れたなんて思っちゃいないさ」なぜ電話なんかしてくるの? 恨み辛み? それとも私を殺す気!?どうしよう? 家族には絶対に知られたくない…もうあんな男とは二度と会わないって決めたけど、逃げも隠れずもせずにハッキリ言ってやるわ!!
どんな願いも叶う祠
当時6歳の一人息子が行方不明になってもう2年――誘拐した犯人からの連絡もなく、手がかりすらつかめず単なる失踪事件として捜査は打ち切られてしまった。息子を失った悲しみにうちひしがれる私を見かねた夫が久しぶりに旅行に誘ってくれた。その場所は山奥のひなびた温泉地だったが、「どんな願いも叶う祠」があるという伝説をもつ地だった。ただし、願いを叶えて貰うためには“自分にとって最も大切なもの”と引き換えなければならない。そして、その祠には近づくなと村人にきつく忠告を受けた。「あの子に一目でいいから会いたい… 何を引き換えにしてもいいから……」しかし、その願いを叶えるために引き換えたものは信じられないものだった……
ねことも増刊~ポカポカ陽気にゴキゲンな春のにゃんこ祭り♪~
『猫家』おてんばなアンや世話焼きなヒナ、そして虹の橋を渡ってしまった甘えん坊の小鉄が夫婦に温もりを届ける、ほんのり泣けて&ほんのりあったかい、にゃんこ達とのほのぼの日常記♪『クロとルイ』茶トラのルイと長毛のクロ。額のM字が共通点な2にゃんこですが、巻き起こすトラブルはそれぞれ個性的!? ルイはご主人さまのタイツをいつも破いてお出かけ前にあたふたさせる困ったにゃんこ!! クロは、寝室に閉じ込められて買ったばかりのお布団におしっこしちゃう粗相にゃんこ!? とある冬の日のトホホ&キュートなにゃんこエピソード…などなど今年の春のにゃんこ祭りはオモシロ&キュートな猫ズが大集合なのです♪