バロンドリロンド
▼第52話/緑野の決闘 ▼第53話/のぞみかなえたまえ ▼第54話/ニューマーケットの恋人 ▼第55話/よそうはうそよ!? ▼第56話/覚悟はいいか!? ▼第57話/真子タソの秘密兵器!? ▼第58話/再戦決定!! ▼第59話/0.5秒の地獄 ▼第60話/バロンのお言葉!? ▼最終話/真子とバロン ▼バロンドリロンド外伝 ●主な登場人物/佐倉真子(3年目のJRA騎手。最近、騎乗機会自体が減少し崖っぷち。亡き父ゆかりの馬・バロンドリロンドに乗って、状況を打ち破ろうとしている)、バロンドリロンド(競走馬。三冠馬・オスカーラモーンと四冠馬・ナンシーサンダースとの間に生まれた“七冠ベイビー”。人語を解する?) ●あらすじ/バロンの売却が決定し、ラストランとなった神戸新聞杯。最後の直線で一度は離されたオスカーになんとか追いすがるも、その差は縮まらず残り100mとなってしまう。しかしその瞬間、真子とバロンが人馬一体となる完璧な調和を始め、凄まじい追い上げを見せる。結果、無敗三冠確実と言われたオスカーを見事に破り、1着でゴール。感極まった真子は、インタビューで大粒の涙をこぼす…(第52話)。 ●本巻の特徴/地球の裏と表、離ればなれとなった真子とバロンに、競馬の神が下した啓示とは? 再戦かなった史上最速馬へのリベンジは? ふたりの絆がいま試される…!! ●その他の登場人物/レイチェル・ワイト(イギリス貴族階級出身の女性騎手。実力と美貌を兼ね備え、世界的なセレブとして注目されている)、沖田(美浦トレセン所属の調教師。女性への偏見からか、真子を快く思っていない)、桜井(真子と同期の騎手。真子とはライバル関係)、山口礼子(競馬誌『さらぶれっず』記者。最近までファッション誌の編集者で、競馬は素人同然。真子に興味を持つ)、オスカークラッシュ(バロンの兄弟馬。3歳最強馬との呼び声も高い)、金城誠一(バロンの父・オスカーラモーンの主戦騎手として三冠を達成したベテラン。今はオスカークラッシュに乗る)、水木雄介(栗東・水木厩舎所属のオスカークラッシュ担当厩務員)シリーズ完結巻!
D-ASH
▼第44話/キス ▼第45話/討ち入り ▼第46話/花束 ▼第47話/始まる! ▼第48話/青春のいじわる ▼第49話/恋なんか ▼第50話/ラストレース ▼第51話/夢のつづき ▼第52話/ルナ・パーク ▼第53話/絆 ▼第54話/Final D-ASH ●登場人物/飯塚司(SEX大好きの100mスプリンター)、前田紗英(司の幼なじみ)、三木(司の後輩) ●あらすじ/全日本選手権に向け、御殿場合宿でトレーニングを重ねる司と三木。だが三木は、秘かにドーピングの副作用で苦しんでいた。ある晩、三木は司のポケットから、「マービンがくれた」という“筋肉消炎剤”を見つける。(第44話) ▼全日本選手権予選当日。司は、自己ベストを更新する好調な走りで、予選を勝ち抜く。だが三木は、日本新記録をマークする圧倒的な速さで、司や他の強豪たちをよせつけなかった。そんな三木を、陸南大の理事長とマービンは不穏な表情で見つめていた。(第45話) ▼全日本選手権準決勝で、司はさらに自己ベストを更新し、決勝進出を決める。一方、三木はアジア人初の9秒台に0.01と迫るタイムを弾き出すが、ゴール直後に倒れてしまう。(第46話) ●本巻の特徴/ショッキングな三木の死から立ち直った司は、シドニー五輪を目指し、アメリカへ旅立つ。紗英は、司の子供を身ごもり、「一人でも産む」と決心するが……。司は世界一のスプリンターになれるのか!? 司と紗英の初恋の行方は!? いよいよ最終巻。
サーティーガールズ
▼第1話/最強お姉様登場!! ▼第2話/自分を信じろ!! ▼第3話/今のボクに必要なこと ▼第4話/そして僕は東京を出る。 ▼第5話/高尾の山中に春を呼ぶ!! ▼第6話/孤独な英雄 ▼第7話/ケイン ▼最終話/そして30の夜はふける ●主な登場人物/白鳥蘭子(30歳、女医。ちょっとフシギチャンなイイ女)、鷹村礼子(30歳、女検事。オトコギあふれるイイ女)、岡涼平(19歳、カメラマン志望。夢やぶれて故郷に帰るはずが…) ●あらすじ/20世紀も終わろうとする某日、カメラマンの夢を捨て、故郷に帰ろうとしていた涼平はふたりの30オンナに逆ナンパされる。異様に酒クサイほうは、天才女医の蘭子。押しがムチャクチャに強いほうは、凄腕検事の礼子。ふたりはボロボロの涼平を「世界一の男にする」と宣言する!!(第1話) ●本巻の特徴/流されるまま蘭子と礼子の部屋に居候することになった涼平。彼女たちの狙いは、相手より先に涼平の被写体になること。早速次の日から、ふたりの勝負が始まった!! 夢を信じる全ての人にエールを贈る、さわやかな短編ストーリー。
甲組の徹 庫内手・機関助士編
昭和16年春――西条徹男(さいじょう・てつお)は蒸気機関車に憧れ、機関士を目指していた。しかも、機関士の中でも高い運転技術を誇り優等列車牽引作業を受け持つエリート集団“甲組”の一員になりたいと胸躍らす徹。しかし、糸崎機関区に配属された徹を待っていたのは、憧れだけではやっていけない、叱責と怒号飛びかう危険な職場であった……!!