デザートの感想・レビュー157件<<34567>>うまくいかない!それが、青春だ…青春中! 栗原まもるnyae栗原まもる作品の中ではたぶん群を抜いてギャグが強くて下ネタが多いですが、同じくらいパロディ要素も多く、作者の漫画テクニックの高さを余すことなく実感でき、何回読み返したか分からないくらい大好きな作品です。 主人公はいわゆる高校デビューに失敗した地味系女子ですが、周りの強すぎるキャラたちにまったく負けてないのがいい。強いキャラの中でも、とくに姉の栄子。主人公の自己肯定感をドン底まで突き落とした張本人ですが、この人がいなければこの作品のファンにはなってないと言ってもいいくらいに大好きなキャラ。ある意味裏主人公。 そこそこ昔の漫画なので令和に読むと表現がキツイところもありますが。でも全2巻とは思えない内容の濃さと終始ハイテンションのまま進むストーリーはクセになる。これぞ栗原まもるだ!と言いたくなります。 画像は主人公(左)と親友のユカちゃん(右)。そうそうこのノリ…!!あたし専属、魔法使いさま! 栄羽弥天沢聖司昨日始まった新連載の中に栄羽弥という懐かしい名前を見つけてソッコーでデザート読みに行ったのですが、流れるようにちょっぴりHな展開になり「ああ〜〜!! そうそう! これこれ…!!」と、懐かしさが体に染み渡りました。 お姉ちゃんと同居していた大学生の日柚(ひゆ)は、お姉ちゃんが結婚したことでそのまま1人暮らしをすることに。 1人寂しく残された家で、「願い事は三つまで 魔法使いが現れます」という不思議なメッセージが添えられたバスソルトを見つけ、ヤケクソ気味に使ってみると、突如お風呂にイケメンが現れて…!? というあらすじ。 魔法使いがあらゆるタイプのイケメン・ショタに変身できるところで、高校時代に楽しく読んでいたコスプレ☆アニマルを思い出してキュンとしてしました。 日柚がどんな願いを叶えてもらうのか気になります。 https://twitter.com/ajyacco/status/1395751463536656385?s=20世界観に引き込まれた恋愛ストーリーうるわしの宵の月 やまもり三香Pom これは、とても面白かった。 カッコいい目を引く女子って自分の学生時代にも一人二人はいたような。。 にしても、宵と琥珀のこれから気になるし、絵も好きです。目の保養。笑 ドキドキさせてもらいました! 2021年4月期 男子新体操アニメのコミカライズバクテン!! ろびこ 桜葉ケイ 四ッ木えんぴつ名無し今年の4月からアニメ放送が決まっている男子新体操部が舞台のコミカライズです。1話は中学3年間野球部をやりきった主人公が新体操の大会を偶然目にするところから始まり、新体操部に入部するために目当ての高校を受験するというもの。無事受験も突破し、目的だった入部も果たす。スポーツを長くやってきたおかげで入部早々バクテンもマスターしそうな勢いで、かなり順調な滑り出し。 だけど同時入部の美里くんはかなりの新体操上級者でスキルの差があったりだ、まだ新体操についてなにも知らない状態が、主人公の超えるべきハードルになっていくのかなと予想。その他部員のキャラクターの個性もこれから描かれていくんでしょう。 1話から引き込まれる!期待大の三角関係ラブ落ちて溺れて 伊鳴優子名無し※ネタバレを含むクチコミです。繊細なタッチの作画と内容のシンクロ率1000%こいで、こがれて 卯月ココ名無し12月にデザート2月号を購入し、 このレビューを描くために再読しました。 ・作画に関して 「新人」にも関わらず、 絵がとても繊細で、透明感があってキレイでした。 雑誌の中から漫画を探すとき、 一回目に読んだ時同様、二回目もほかの作品に 紛れるくらい違和感がなく、一瞬だけ迷子になりました(笑) ・個人的に好きなシーンについて 私はコマと少ないページを十分に利用して 作中、そのシーンだけ長い時間が経過しているイメージを与える手法? が好きです。今作でもその手法が確認できました。 見開き2ページという短く制限されていたにもかかわらず、 主人公の帰宅という何気ないシーンでも、主人公と読者にとっては 長い長い時間が経過しているという印象を受けました。 ・内容について 私は成人しているため、高校生が舞台の少女漫画に対しては 「もう卒業かな、、、」と思い、少女漫画への興味が薄れてしまい 敬遠していました。 しかし、SNSでの噂を聞きつけ、少しだけ興味が湧きました。 また、作品の絵柄も好みであったため読んでみようと思い、 購読しました。 これがびっくり、思わずにやけてしまいました。 私が現役の高校生だったらわーきゃーと言いながら悶えていました。 (さすがに現在は内心にとどめていますが・・笑) 男の子の所作が女子のハートを丸掴みしています。 相手は無意識でも、やられているこっちは 色々な考えが巡ってしまうんですよね~ 長々と失礼しました!今風で胸キュンで100点ゆびさきと恋々 森下suuむ今風の画風、今風の男女で勝ちに行ってるなと言うのが第一印象。 4巻まで読みました! 耳が聞こえない女の子と外国によく行くアクティブイケメンボーイの話。 世界は広いか、 その問いに対して答えが変わってくる。 耳が聞こえない子は世界を渡り歩く男子に対して世界の広がりを感じ、世界を渡り歩く男子は身近な所に知らない世界があることを知ってそれを知る。 惹かれ合うには十分な動機ですね。 なんか出会うべくして出会ってるじゃん!と思いました。 女子も可愛くて男子もイケメンなので100点! 少女漫画の皮をかぶったホラー漫画で震えるスロー・ジェットコースター 佐倉チカコ天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。王子ふたり、どうなる?!うるわしの宵の月 やまもり三香starstarstarstarstar干し芋宵ちゃんの王子っぷりは、女子校だったから分かる。 かっこいい先輩確かに存在した。 しぐさも行動も憧れるのよね~。 宝塚の方々もそうですが・・・。 でも、共学で男子にも“王子”と言われるくらいって相当の筋金入り。 対する、男子の王子、琥珀くんは、女性の扱いに慣れてて、スマートすぎて、最初は、やっぱり引いちゃうかも。 でも、こんなにストレートに『美しい』って発言されるとドキマギ赤面当たり前! この美しい王子たちが付き合うってことは、今後どうなるの?! 楽しみしかない!!甘すぎる!なのに、千輝くんが甘すぎる。 亜南くじら名無したしかに千輝くん、甘い! ちぎらくんって読むんですね珍しい 振られ→俺に片思いしなよ→からの本気に気になってしまうパターン あるあるだけど甘くてストレートな思いがもう眩しいです 素早く少女漫画要素を吸いたいときに読むべき本 ちょっと韓流っぽい!ゆびさきと恋々 森下suustarstarstarstarstar干し芋漫画家さんの細かい心遣いが感じられる。 『文字が薄くて読みづらいな』とか『横向きになっている文字はなんだろう?』って思って読み勧めていましたが、これは、雪の心の声だったり、話している相手の言葉が読み取れなかったりする時に使っているって知って、本当に感動しました。 手話についても専門な方の意見を聞きつつで、最終的に仕上げていく過程も素晴らしい。 雪は、繊細で人見知りだったけど、逸臣との付き合いの中で新しく知っていく感情や、経験が今後どのように発展していくのか?一緒にドキドキしながら楽しみたい♬ 真面目女子×冷血モテ男子のクリスマスシーズンの恋真冬のアイス 倉地よね天沢聖司むちゃくちゃ良かった!真面目で敬語で話す女の子・山岸さんは、隣の席のイケメン・白石くんがバッサリ告白を断るシーンを見てあまりの酷さに最低だと罵る。 しかし白石くんがバッサリ振るのには理由があり、それを知ってから2人は少しずつ一緒に過ごす時間が増えていって…。 倉地よね先生の絵はすごく素敵で、真面目っぽく見えて恋に積極的な山岸さんのキャラもすごく魅力的でした。「王子」♀×男性の「王子」♂うるわしの宵の月 やまもり三香名無しやまもり三香の新作〜! …好きです! もう顔がいい。 それに尽きる! 主人公の女の子「王子」も美女でいいんですけど、男の子のイケメン「王子」感は半端ないですね。 最近のイケメン男子高校生像を的確に射抜いている描写、絵のうまさ。 内容的には「王子」だけどちょっと男っぽい自分にコンプレックスな女子と、「王子」だけど喋るとヤカラっぽい男子のギャップ萌えだと思います。 何気に距離が近いスタートなので続巻が楽しみ。 年上美術予備校生×真面目な男子高校生の歳の差ラブ!Wash me Hug me! ろびこ天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。演劇に目覚めてゆくレビュー男子たち!レビュダン! 中村世子 天真みちる名無し活動していない演劇部の部室をこっそり使っていたのを演劇部の顧問に見つかり、「老人ホームで行う奉仕活動の劇をやらなければ出入り禁止」という交換条件を突きつけられ、1週間もない稽古期間の末に、なんとかシンデレラをやりきりるところから始まります。 しかしその経験が主人公・まなの心に忘れられない輝きを残した様子です。 この顧問もやけに麗しくて謎の人物。劇にも王子役で出演したことで、まなに多大な影響を与えた人物と言えますね。 部員不足のため演劇部存続の危機が訪れると、部室を使うためか、もしくは演劇にはまったためかはまな本人もわかっていませんが、部員を集めるために動き出す…!!という1話でした。 演劇を題材にした漫画は他にもありますが、"男子だけ"のというのは初めて読むかも知れません。楽しみです!松永さんとミーコの絶妙な距離感にドキドキリビングの松永さん 岩下慶子Pom とってもドキドキさせてもらい、あっと言う間に読み終わってしまった。 松永さんとミーコの、お互い好きで、近いんだけどあえて近づかない絶妙〜な距離感がさらに良い。 そして、シェアハウスに住む皆含め、美男美女揃いだし、思う存分現実逃避させてもらいました。笑 キュンとなるシーンが満載好きっていいなよ。 葉月かなえ名無し子供の頃の出来事のせいで人を信じられない主人公・めいの前にあらわれた男の子はイケメンでモテモテだけどちょっと変わり者です。彼と出会い、ひょんなことからアプローチを受けるうちにまた人を信じてみようかなと思い始める、そんなめいを応援したくなりますし、めいを守ってくれる男の子にキュンとなります。いじめ問題も少し描かれていて、普通の恋愛まんがとはちょっと違うなと思いました。高校生らしさが全面に出ていて、大人は逆に楽しめる私たちには壁がある。 築島治名無し高校生の幼馴染の話で、主人公の女の子はその気がなかったけど突然幼馴染から告白されてなんとなく付き合うことになるところから始まります。 唐突感はありますが、何も考えずに思ったままに恋愛していた自分の高校時代とかを思い出せて、恥ずかしいようなでもこういうの懐かしいなって思えます。 王道だからこそ、今現在アラサーの人には作品のテイストからいっても逆にマッチすると思います。難しく考えず、一気に読めるのでおすすめです。愛や恋や性に振り回される話はやっぱり楽しい苺シロップ 栗原まもるnyae案の定、立て続けに読んでしまった懐かしすぎて… 「ラヴLOVE・ウォーミングアップ」よりも前に出ている短編集です。 多くの短編に共通している「処女を蔑む」「処女であることに対する劣等感」を描いていることに関しては多少時代を感じます。 が、“恋や結婚なんてしなくても人生楽しい”という生き方も尊重される時代の中でも、恋や性欲に執着し振り回される男女のなんやかんやを読むのはやっぱり楽しい。 そしてやっぱり栗原まもる先生の守備範囲の広さを実感するのが3つ目の「アイスクリームマドンナ」。これ青年誌に載ってるやつじゃん!?と目を思わずゴシゴシしてしまう、かなり男性目線の話です(男子が主人公だというのもあるが)。 そして最後に載ってる「愛をブッ飛ばせ」も他の3篇とはまた方向性を変えてきてますね。何だこれはほんとうに…いま読んでも謎だ。笑 次はなにを読もうかな。 怖い、、うわさ ももち麗子名無し別れを切り出してから彼氏が豹変し、ストーカーに!? 恋愛を楽しんだり、繁華街で遊んだりする普通の女の子たちなら誰でも起こりうる事件を描くももち麗子先生の作品です。 読んでいてとにかく恐ろしく背中がざわざわする想いになります。 人ごとではなく、誰でも起こりうること。 戒めという点でも、若い子には特に読んでほしいですね。栗原まもる先生が描く素晴らしきエロコメのすべてが詰まっている至極の短編集ラヴLOVE・ウォーミングアップ 栗原まもるnyaeマンバで見つけた瞬間、懐かしすぎて叫びました。この表紙、今見ても悶絶するほど可愛いんだが…?本編の絵柄とちょっと変えてくるという遊び心よ… 昔持ってた単行本はどこへやったかわからなくなってるので、秒で電子をポチって秒で読みました。 いやあ素晴らしい。いま読んでも全部面白すぎて泣ける。こんなにもエロとギャグとラブのバランスを上手く描ける作家は他に知りません。わたしの中ではこれぞティーンの頃に夢中になった「栗原まもる」だ!!という感じです。この頃は「デザートはちょっとエロい雑誌」だと思っていましたが、今は全くそんなことないですね。 そしてこの年齢になって読み返すと気づくことがあって、ちょいエロコメな3編のあと、最後に掲載している全くエロコメではない「高尾山」という短編。これを最後に持ってくるということに昔はなんとも思わなかったというか、むしろエロくないじゃんと思ってそんなに心に残らなかったんだけど、今ならこの凄みというか実力というか、この1冊の完成度を最後にこれを持ってくることでガッと締めてる感がありますね。きっとある。何も伝わってない気がするが、それでも別に良いです。 この勢いで栗原まもる先生の電子書籍ぜんぶポチって一気読みしそうだわ…青春を思い出す漫画春待つ僕ら あなしん名無し気になったので読んだら面白くて一気に読んでしまいました。バスケ部イケメン四天王とぼっち主人公が仲良くなっていくという王道ストーリーですが、トキメキや感動があって、この漫画を読んだら自分にもあった青春を思い出しました。キャラ達がキラキラしていて眩しいです。元気になれる漫画ですね。 素敵な年の差幼なじみ新装版 マイ・フェア・ネイバー 森野萌名無し高校生の頃、となりに住んで懐いていた4歳のモモ。彼女が高校生になって社会人となった佐久良と再開する。モモにとって佐久良が特別な人であると同じく、佐久良にとってもモモは特別な人。昔2人はお互いを救い合ったなんて、なんか素敵な関係。その時は勿論恋なんてものではなかった。でも16歳と28歳の男女なら恋に発展の可能性もあるかも?佐久良が昔を思い出すシーンはとても悲しい、でもそこには可愛いモモが居た。そんな回想シーンは涙を誘う。相変わらず可愛いモモに振り回され、その扱いにちょっと困ってしまう佐久良もカワイイ。かなり年上の彼が好き、すごく年上の彼に憧れるという人はもちろん共感出来るし、たとえそうでなくても2人の世界にほっこり出来ること間違いなし。大正時代を舞台にしたラブコメ大作といえばこの作品はいからさんが通る 新装版 大和和紀名無しテレビにも映画にもなった大和和紀先生の代表作の一つ、笑い有り、感動有り、ハチャメチャで元気な女の子、花村紅緒とイケメン少尉、伊集院忍の大正時代のラブストーリー大作です。この時代にこんな女の子、もし現実に居たらきっと生き辛かったと思います。でも紅緒はそんな時代でも負けない明るさと強さを持っています。そんな型破りなはいからさんに忍も伊集院家の人達も惹かれて行きます。紅緒は生まれた時から忍の許嫁。それが気に入らない紅緒は忍に嫌われようと頑張りますが、実は初対面から忍が気になっていて、忍の方も元気な紅緒に好感を持っていました。生まれた時から決められた相手をお互い本気で好きになるなんて本当に素敵な運命です。やりたい事が出来ない時代で特に女性は大変だったと思いますが、きっと紅緒の様に自分で切り開いて行く人もいたでしょう。自分も大正時代にスリップした気分になれるぐらい物語に引き込まれてしまいます。また所々に書かれている大和和紀先生のちょっとしたギャグがとても笑えるのです。泣ける感動シーンがあるかと思えば、思わず声をあげて笑ってしまうシーンも有りとにかく面白いのです。この時代が好きな人にはもちろんお勧めですが、マンガが好きな方には一度は読んで欲しい作品です。<<34567>>
栗原まもる作品の中ではたぶん群を抜いてギャグが強くて下ネタが多いですが、同じくらいパロディ要素も多く、作者の漫画テクニックの高さを余すことなく実感でき、何回読み返したか分からないくらい大好きな作品です。 主人公はいわゆる高校デビューに失敗した地味系女子ですが、周りの強すぎるキャラたちにまったく負けてないのがいい。強いキャラの中でも、とくに姉の栄子。主人公の自己肯定感をドン底まで突き落とした張本人ですが、この人がいなければこの作品のファンにはなってないと言ってもいいくらいに大好きなキャラ。ある意味裏主人公。 そこそこ昔の漫画なので令和に読むと表現がキツイところもありますが。でも全2巻とは思えない内容の濃さと終始ハイテンションのまま進むストーリーはクセになる。これぞ栗原まもるだ!と言いたくなります。 画像は主人公(左)と親友のユカちゃん(右)。