コミックヘヴンの感想・レビュー6件ドカクエ 異世界ドカコッククエスト #1巻応援ドカクエ 異世界ドカコッククエスト 渡辺保裕starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男異世界の設定をほとんど理解できていない状態で読み始めてまあ「ドカコック」だしなんとかなるだろうと読み始めたがドカコックだったので問題はなかった。「ドカコック」を読まなくてもそのまま楽しめると思います。 気づいたけど「ドカコック」のシリーズって10年以上やってるね 家庭の事情が呪縛する恋愛 #1巻応援青春プロタゴニスト 僕たちは恋愛過剰 五郎丸えみstarstarstarstarstar兎来栄寿「自分だけ幸せになってはいけない」 という呪いを抱いて生きてきた人には、共感を抱かれる作品かもしれません。 容姿も性格も良く人気者である男子高校生・和泉の抱える闇は、とある家庭の事情。彼が中学校のころから一緒の立花への特別な想いが移動教室中の肝だめしというイベントで開花します。 そんな立花は、普段は口ごもりがちでありながら演劇の才能を持つ少女。彼女も彼女で、和泉に対しては特別な感情を抱いています。 お互いに特別な想いがありながらも、すんなりと付き合うことはできない事情を抱えたふたりを巡る物語です。恋物語は障害がある方が燃えるとはいえ、少々重いです。が、これはこれでこうした作風が好きな方も少なからずいることでしょう。 年頃の子たちが普通にしていることを、自分だけできず我慢を強いられる。そのストレスやそれによって生まれる歪みは非常に大きなものです。しかし、さまざまな理由によって現実にそうなってしまっている人は多くいます。その圧力が解き放たれる先が、内か外か。自分か他人が傷を負うことは避け難いです。 プロタゴニストは「主人公」の意。主人公になりたくてもなれない。そんな人生を、青春を過ごす少年少女たちが胸を焦がします。 立花の奥底にあるものも含めて、行末が気になります。初々しすぎて悶える恋 #完結応援青春は変態 山本中学兎来栄寿2021年から連載していた山本中学さんのラブコメが先日完結し、本日完結巻発売となりました。 杉村くんと檜さん。両片思いのふたりのあまりにも初々しくたどたどしいやり取りや、その日好きな人の前で取った言動を反芻してベッドの上で煩悶し奇声を上げてしまう姿に、読んでいる方も身悶えせずにはいられません。人を好きになるということのアンコントローラブルな喜怒哀楽や気恥ずかしさ、陶酔が詰め込まれています。ふたりとも優しいいい子なのが、また応援したくなる気持ちをブーストしてくれています。 何が良いかと言えば、山本中学さんが『繋がる個体』や『サブスク彼女』の先にこの『青春は変態』を描いてること。あれらの作品の後に、こんなピュアオブピュアな恋愛を見せられる。でも、そこは山本中学さんなので、完全に『マーガレット』テイストだけでは終わらない。「青春は変態」だから。そこも確かに紛れもなく大事な青春の要素なのです。 それこそ、2巻完結の本作ですがもし『別冊マーガレット』で連載されていたらあと10巻くらいは擦った揉んだが続いていたことでしょう。正直、このふたりに関してはそこも見たいという気持ちは否めません。じっくりじっくり気を揉ませてくれても構わないし、2巻の最後まで読んでこのふたりのその後をもっともっと読んでいたいと思うのは自然なことでしょう。 ただ、本作はその先に待ち受ける無限は読者の想像に委ねられています。それもまた一興。 1巻だけ読むと別の意味で悶えると思いますので、この機会に2冊まとめて買い、一気に読むことを推奨します。闇百合H満載ヒナタノユリ よつば◎ますみ。名無し・後半への怒涛の展開に感情が掻き乱され この気持ちをそのままクチコミに書きに来た! ・エロ満載で絵が綺麗! ・鬱展開好き!な人にオススメ 凝縮度合いがホラーやミステリー小説好きな人にもオススメ! 光と闇の百合エロと強すぎ情動 #1巻応援ヒナタノユリ よつば◎ますみ。あうしぃ@カワイイマンガ恋を知らないOLが家の前で拾った少女を飼育する物語は、全編に渡る濃厚な百合エロ表現に、恋に抗えない女性達の描写が加わり、エロスに拍車をかける。 とにかく展開が速い。一目惚れからの速攻キス、翌日には性行為。ライバルを見つけるや即行動、と展開が転がる転がる。途中何度もえっ……えっ?と声が出てしまった。 OLに恋する上司や、少女に恋する女子など、現れては行為、行為。絡むのは女性だけなので、エロを摂取したい百合好きさん万人におすすめできる(甘い物ばかりでは無いのでそこは注意)。 当初は甘い二人の多幸感が物凄いが、その後は次第にどす黒くなる。荒み、壊れる表現もとても強い。エロと暗い心が絡み合ってドライブする、アクセルベタ踏み大爆走のスリル。 そして……なんだこのラスト!2巻が気になる!ラブコメは爆発だ。画狂少女 森井崇正兎来栄寿タイトルを初めて見た時は、少女を主軸にした創作系のストーリーかと思っていました。 蓋を開けたら、画に狂いながらそれ以上に愛に狂う少年少女のお話でした。それはそれで最高です。 とにかく、山場となるシーンに迸るパッションがこの作品の焦点。 感情が瞬間的にヒートアップし、エクスプロージョンへと達するその瞬間の深甚なるエクスタシーとカタルシス。荒削りな部分も作品に寄り添わせれば魅力へと転じる好例です。 この作品に関しては能書きはいいのです、読めば理解(ワカ)ります。 柴田ヨクサル作品やとよ田みのる作品のような特濃の熱量を放つラブを好む方には強くお薦めです。
異世界の設定をほとんど理解できていない状態で読み始めてまあ「ドカコック」だしなんとかなるだろうと読み始めたがドカコックだったので問題はなかった。「ドカコック」を読まなくてもそのまま楽しめると思います。 気づいたけど「ドカコック」のシリーズって10年以上やってるね