えれくとらつみぶかきせいじょたち
あらすじ
名作『キャンディ・キャンディ』でおなじみ少女漫画界の巨匠・いがらしゆみこが、デビュー50周年を記念して『女性自身』に連載中の衝撃作が、待望の単行本化!天才子役として一世を風靡した遠山エレナが、突然の失踪から10年、センセーショナルな復帰宣言を。華やかな世界を生きるエレナだが、その真の目的は、謎の死をとげた父の、死の真相の追求と、その復讐だった。エレナのたぎる想いが芸能界、梨園、政財界に嵐を巻き起こす!
名作『キャンディ・キャンディ』でおなじみ少女漫画界の巨匠・いがらしゆみこが、デビュー50周年を記念して『女性自身』に連載中の衝撃作が、待望の単行本化!天才子役として一世を風靡した遠山エレナが、突然の失踪から10年、センセーショナルな復帰宣言を。華やかな世界を生きるエレナだが、その真の目的は、謎の死をとげた父の、死の真相の追求と、その復讐だった。エレナのたぎる想いが芸能界、梨園、政財界に嵐を巻き起こす!
「キャンディ・キャンディ」のいがらしゆみこ先生の最新作です。デビュー50周年の記念作らしいのですが、週刊誌「女性自身」で連載されていることもあり、ちょっとドロドロした大人が読んで楽しい物語になっています。 主人公は元天才子役の女優です。10年間日本を離れていましたが、突然帰国して女優業に復帰します。実は彼女には複雑な生い立ちがあり、復帰の理由は亡くなった父のカタキを取る為なのです。でもやっぱり一番の見所は主人公が女優魂を見せつけるところですね。復帰宣言を親友の授賞式で堂々して主役を奪っちゃうとか、そんなのしょっちゅうなんです。お家騒動や人間関係のドロドロした部分もあるけど、それだけじゃなくて全体的に優雅さも感じます。さすがベテラン作家さんだなと思いました。