親の遺した借金のためヤクザに凄まれる凜、そこに現れたのは若くてイケメンで、でもヤクザよりもっと怖そうな男性――若頭の匠だった。予想外にも匠に窮地を救ってもらった凜は、後日組の本部へお礼に行くことに。そこで敵の襲撃にあうも、そんな状況でも無鉄砲で天真爛漫な凜を匠は面白がり――?【桃色日記】
男性を悦ばし、依存させてしまうカラダ…それが私の悩みだ。私はただ、ロマンティックな恋愛がしたいだけなのに――…。おとぎ話を読んで育った私は、王子様のような優しい男性に昔から弱い。しかしそんな甘い夢のような恋愛は私にはできないのだ。どうやら私の下半身は名器のようで、今まで付き合った男性もれなく全員が性欲ゾンビになってしまった…。そんな絶望の中、鈴井さんと出会った。彼の優しさは他の人と少し違って安心するような寂しいような。そして彼自身も誰にも言えない秘密があって――!? 【桃色日記】
「こうやって突くと気持ちいいか…立花?」「…いやぁン」今日も社長室で容赦なく攻められ、私のあられもない声が部屋に響く―― 若き社長に女性社員の“お呼び出し”をやめるよう、一人で社長室に乗り込んだ向こう見ずな人事部の立花ちづ。社長曰く、“お呼び出し”は性欲が強すぎるため。「コレも仕事のためなんだ」という無茶苦茶な説明に、思わず売り言葉に買い言葉。「ならば6発でも7発でも、代わりに受けて立つ」と言ってしまい…! コレは仕事のハズなのに…絶倫社長に体も心もトロトロにされちゃう!?【桃色日記】
ある日、困っている鶴を助けた私…その日を境に運命が大きく変わる――。お酒が好きにもかかわらず、下戸の私。フリーライターをはじめて、早3年。ずっとお酒に関する企画をしてみたいと思っているのだが、上司から没にされる日々。そんなある日の帰り道、私は偶然困っている鶴を助けることに…。するとその鶴はまるでお礼を言うかのようにお辞儀をして空に飛んで行った。少々驚きつつも「不思議なことがあるもんだ」と帰路についた時、見つけた、とあるBAR。そのBARのマスター・美鶴さんと出会い、一緒に過ごしているうちに彼の優しさに惹かれていく。そして知ってしまった彼の秘密とは――…!? 【桃色日記】