海上保安官マンガの感想・レビュー2件表紙とずいぶん絵が違う水すまし源五郎 かわぐちかいじマンガトリツカレ男内容は主人公が海上保安士なのでシージャックや船の保険金詐欺などの話になる。峰と源五郎の暗い友情と言えばいいのか微妙な関係で物語が進んでいくが明るい話はなく全編通して暗い。現在連載しているかわぐちかいじのマンガと全く違う感じだった。まあ俺はこれはこれで好きなんだよね。 絵的に麻雀漫画の傑作プロとかより前の感じかな 独特の空気感がある海難救命士マンガトッキュー!! 久保ミツロウ 小森陽一マウナケアある秋晴れの日の朝。歩道橋の上からぼんやりとやや遠くに見える海をながめていました。そうしたら、あれ?こんな風景どこかで見たことがある…っと強烈なデジャヴュが。しばらく考えていたところ、何のことはない、それはついつい朝まで読んでしまった『トッキュー!!』の背景でした。ただ、それは目で覚えていたのではないんです。「空気感」とでもいうのでしょうか。作者の久保ミツロウは、この空気感を捕まえることに長けた人だと思うのです。例えば冬の早朝の校庭。あるいは蒸し暑い日の川にかかる橋のたもと。そこに在るただ寒かったり涼しかったりするだけではない、独特の空気感。『トッキュー!!』は海難救命士のストーリーですから、洋上での凄まじい爆炎や、漂流時の不安げな海などさまざまなシチュエーションがでてきます。それがいちいち感覚に残っている。「前作の『3.3.7ビョーシ!!』で気になっていたのはこれなんだな」「やはり女性の漫画家はその辺の感覚が優れているのだな」とか、考えているうちに眼が覚めた徹夜明けの朝でした。
内容は主人公が海上保安士なのでシージャックや船の保険金詐欺などの話になる。峰と源五郎の暗い友情と言えばいいのか微妙な関係で物語が進んでいくが明るい話はなく全編通して暗い。現在連載しているかわぐちかいじのマンガと全く違う感じだった。まあ俺はこれはこれで好きなんだよね。 絵的に麻雀漫画の傑作プロとかより前の感じかな