西部劇マンガの感想・レビュー16件ガンアクションの名手、伊藤明弘の傑作西部劇ベル☆スタア強盗団 伊藤明弘starstarstarstarstar瀧ケレン味のある銃撃戦とクライマックスに向けて全て繋がっていく物語がサイコーです この人の作品を読むと漫画はリズムだというのがよくわかる個人的最推しの最高作品トライガン 内藤泰弘starstarstarstarstar宮っしぃ西部劇をモチーフにし、崩壊した世界の中で賞金首として旅するヴァッシュ 圧倒的な画力と世界観で繰り広げるバトル、合間に入るシュールなコメディ要素、敵も味方もスタイリッシュだし、とにかく戦闘とキャラが最高にかっこいい 今まで自分がどんな人にも薦めたマジで良い作品なので本気でオススメです20年以上前にヤングアニマルで連載していた傑作ブラス・ナックル 技来静也starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男連載当時はベルセルクより楽しみに読んでいたがいつのまにか終わってた。 最近電子書籍になったので読んだがやはり面白い。 内容は大雑把にいうと舞台が西部劇の化物退治漫画 鋼鉄製で殴ると同時に4つの弾丸が発射されるグローブで獣人を倒していくのメインの話。後半出てくる主人公と対照的なマクレガーがいいキャラしている。 個人的にはもっと続いて欲しかった...何故打ち切られた...GUN BLAZE WEST 和月伸宏starstarstarstarstar宮っしぃ自分としてはこの漫画めちゃくちゃ面白いと思ってたんですが、何故打ち切られたんだ... 少年漫画感もしっかりあり、少年の成長、仲間との出会い、熱いバトルとジャンプらしさのある良作だったのに... 盛大に広げた伏線や風呂敷が全く回収されないまま終わってしまい、子供ながら物凄く悲しんだのも懐かしい みんな、るろ剣と比較しすぎなんじゃないかなぁと 武装錬金もそうだったが、和月先生の描く少年漫画・バトルはどれも続きが気になる展開や設定があるので、どれも面白いのに、これは本当に不遇の名作だと思う... 当時読んでた人はビビったのではないかトライガン 内藤泰弘ANAGUMAいよいよ来年1月から新作アニメーション『STAMPEDE』が見られるということで久しぶりに『トライガン』を読み返していました。現時点だと劇場とかの長編アニメではなくてTVシリーズっぽいのでなんだかそれもすごいなと思ってます(令和に作られるトライガンのオリジナルTVシリーズ、存在感がゴツすぎる)。 https://youtu.be/3V3CmVKbUNE 自分は『トライガン』といえばヤングキングアワーズというイメージがなんとなく出来てた世代ですけど、無印トライガンが連載されていたのは実は月刊少年キャプテン。Wikipediaを見てみるとキャプテンの休刊が97年1月で、アワーズで『マキシマム』の連載が始まるのが10月。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%B3 移籍や再開のお知らせがどこかであったたものとは推測しますが、それでもこの9ヶ月間、リアルタイムの読者は気が気では無かったのではないか…。どんな反応があったのか気になりますね。西部開拓時代を女ガンマンが征く!BLACK TIGER ブラックティガー 秋本治名無しこち亀ファンで、毛色は違うけどどうかなと思いましたが面白い。 幕末の日本で、ティガーが謎のパワードスーツの弱点に気づいて撃退するシーンがとくに好きです。 銃士の生き様が炸裂するG・O・D編PEACE MAKER 皆川亮二ANAGUMAピースメーカーというのはコルト社が製造した単発式リボルバーの俗称で、西部開拓時代を象徴する名銃です。「平和を作る」という名前が粋ですよね。 不殺の誓いを持つ凄腕の銃士ホープは武器商人の処刑人となった兄コールとの因縁にケリをつけるため、命のやり取りの世界に飛び込んでいきます。 各パートで見どころはたっぷりですが、個人的な本作の真骨頂は最後のトーナメントG・O・D(ガンズ・オブ・ドミネイション)編に入ってから。 これまで登場してきた最強の銃士たちが雌雄を決するのですが、決闘という性質上、基本的には優勝者一人を残して全員の死が決定しているわけです。 「とびきりの活躍をしてくれたキャラクターたちが今から命を散らします。見届けてください」という極上のフリ。 どちらかは必ず死ぬ。それでも戦いの場に上がる。みなの覚悟と生き様が炸裂するのがG・O・D編なのです。 銃士たちが散らした命の輝き、兄弟の絆、そして世界の命運…。全ての結末がピースメーカーから放たれる一発の弾丸に委ねられるその瞬間までぜひ読んでほしいです。 ワンピースを意識し過ぎGUN BLAZE WEST 和月伸宏名無し始まった時は和月先生の意気込みを凄く感じましたが、 空回りしてしまいましたね。 出だしでシャンクスポジのマーカスが全然カッコ良くなかったのが まずかったし、西部劇なのに少年漫画というのが枷になって、 銃で相手を殺す訳にもいかず、バトルが中途半端になって しまいました。 西部劇をやるなら、銀河鉄道999レベルにハードな世界観に するぐらいの覚悟が必要だったと思います。お洒落な西部劇×ダークファンタジー!荒野に煙るは死の香り 牧野圭祐 ザキコたかかねてよりファンだったザキコ先生が商業で単行本を出されていることに気付き買った作品。絵は言うまでもなく超美麗…!主人公のドールのような顔立ちと、虹彩の筋が美しいガラス玉のような瞳にはうっとりしてしまう。 舞台はダークという怪異が蔓延る19世紀のアメリカで、「西部劇×ダークファンタジー」という世界観が超スタイリッシュ。スティール・ボール・ランとD.Gray-manを足してゼロサムで割ったという仕上がりで、ハマる人には絶対ハマるお洒落でかっこいい作品になっている。 全2巻と短いけどすごく雰囲気があって、もっとこの世界を見ていたかった。テーマが難しかったGUN BLAZE WEST 和月伸宏名無し和月伸宏先生のGUN BLAZE WEST‥。 3巻で打ち切られた西部劇マンガです。 しかし今考えると、るろうに剣心であれだけヒットしたあとに盛大にドスベリするっていうのはちょっとした事件でしたよね‥。 そもそも西部劇っていうのは難しかったんじゃないかなあと思います。負け=死亡ということになると、少年マンガ的にねえ。 作者自ら、後半は西部劇じゃなくなってたと言ってたから、やっぱりテーマ選びを誤ったのかな‥。 白土三平 in 西部劇!死神少年キム 白土三平starstarstarstarstarひさぴよ1960年代初めに描かれた白土三平の貸本劇画です。 忍者漫画と思いきや、なんと舞台は西部開拓時代のアメリカ。キムはあくまで謎の人物という設定になっていますが、手裏剣を投げたり、土に潜ったり、どこからどう見ても日本の忍者!(笑) とはいえ、西部劇のガンマン達と「ニンジャ」が闘うなんて、テンションが上がらないわけがない。 キムは母を探すため西部をさすらい、行く先々で悪者をやっつけ、人々を助けていくという展開。白土漫画で一貫している、虐げられた者たちへの思い入れは、日本の農民と同じように、黒人やインディアンに対する差別に対しても発揮されています。未完という形で1巻で終わってますけど、大作を予感させる構想だと思いました。野生の動物たちの描写も見事。シートン動物記の要素がふんだんに入ってます。動物解説を見てるだけでも楽しい。 単行本化の際に、第一部完とするため12pの描き下ろしが加えられています。これがまたシブい雰囲気の引き方なんですよねえ…。こりゃあ子ども向け作品としては続かなかった理由の一つなのかなあと。バカバカしいでも、切実保安官エヴァンスの嘘 栗山ミヅキ名無し一流のガンマンだけど、中身は中高生。モテたいけど、ちょっとこじらせてて色々とスマートにやろうとして上手くいかないタイプ。 エヴァンスがガンマンとしては本当に優秀ながポイント高い。ヒロインのオークレイが可愛いけど、色気がないを両立できているのは地味にすごいと思う。激アツ西部劇!!!RED 村枝賢一ANAGUMAウィシャ族(インディアン)の末裔レッドが自分の部族を滅ぼした米軍「ブルー小隊」に復讐を仕掛ける物語。 西南戦争から逃げ延びた相棒の日本人イエロー、娼婦のアンジー、元ブルー小隊のゴールド、巡回牧師のグレイなど社会のはみ出し者たちがレッドとともに命を燃やす…。 全キャラシブすぎてマジで泣けてきます。 人種問題というモチーフは重厚ですが村枝賢一作品らしく読み味は爽快です。 レッドの必殺武器、巨大リボルバー「ヘイトソング」は必見!! 刀の次は銃だったGUN BLAZE WEST 和月伸宏starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男るろうに剣心から大幅に絵を変わっていたが、絵はともかくストーリーがよくわからないうちに終わってしまったけど俺は好きだった 長く続いていれば『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の相楽左之助が登場したかもしれないらしいけど本当か?秋本治のスーパー西部劇BLACK TIGER ブラックティガー 秋本治地獄の田中こち亀を連載終了してから4作品を発表した。グランドジャンプではアクションの派手な西部劇。 ブラックティガーっていう腕利きの賞金稼ぎの話で、銃撃戦だけじゃなくて銃自体の絵もさすが上手い。ウィンゲート一家の教育方法はクレイジーすぎる荒野の少年イサム 川崎のぼる 山川惣治starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男久しぶりに読んだけど、やっぱり面白いな。 http://www.s-manga.net/isamu/ ここのアウトロー流、射撃の教えで読めます。
ケレン味のある銃撃戦とクライマックスに向けて全て繋がっていく物語がサイコーです この人の作品を読むと漫画はリズムだというのがよくわかる