テレビ局マンガの感想・レビュー4件頑張っている人達に気付かされる事。新人アナウンサー佐々原音がお伝えします 川滿佐和子 仲村ヨモギPom タイトル通り、新人アナウンサー佐々原音がテレビ界で奮闘するお話です。 すごく沢山取材したのが分かるくらいアナウンサーの日々がリアルに描かれていると思いました。 いつも何気なくつけて見ているニュースやバラエティ番組ですが、当たり前ながら裏側で沢山の人達が働いていて支えられて、全ての人の努力で成り立っているのだなと感じます。 フレッシュな人達が頑張る物語を読むと、私自身も新しく何かを感じたり、刺激をもらえて頑張ろうと思えます。(大体いつも日常がなあなあになった時に引き寄せられるように、こう言った話を読むのです。)テレビ局の表と裏の話だけではない電波の城 細野不二彦starstarstarstarstarマンガトリツカレ男テレビ界で色々な駆け引きをしながら謎の女、天宮詩織が「電波の城」であるTV局の頂点を目材していく物語を天宮詩織の近いところにいた真摯なジャーナリストである谷口ハジメの回想録という形で進んでいく。 最初の方はTV局での女性同士の戦いがメインで天宮詩織が問題に対処しながら徐々にTV局での主導権を握っていくことになる少しづつ天宮詩織の過去が小出しになっていき謎は深まっていく。中盤からTV/ジャーナリストの未来と天宮詩織の過去が並行して進んでいくが途中から天宮詩織の過去にとって重要な宗教団体などが絡んでくる。この宗教団体は80年代後半から90年代を生きていた人に忘れられない某宗教や、ジム・ジョーンズの人民寺院を思い出させる内容だった。 天宮詩織の過去を知ろうとするジャーナリスト、関係者同士の意図していない繋がり、最愛の父の病状などが絡み合って伏線を回収しながら最終回に向かっていく。 最初からこういう最後を考えて進んでいたかどうかはわからないが、天宮詩織に起きる出来事の順番が少し違うだけでも全く違うラストが想像もできた。この終わり方はある意味納得できるから好きかな 居心地の悪い「幸せな家族」ハッピィ・ハウス 岡崎京子名無し主人公のるみ子ちゃんは中学一年生なんだけど、小学校の卒業式も二日酔いで出席したほどの酒飲みだし、おまけにヘビースモーカー。今の世の中じゃこんな設定はムリかな?でも岡崎京子だったらアリかな?とか、ついつい余計なこと考えながら読んじゃいました。熱心なファンじゃないし、偉そうなこと言うけど、もっと完成度の高い作品は他にもある。でも「幸せな家族ってなんだよ?」っていうメッセージが古臭くないから、今の時代に映像化しますって言われても様になるんだろうな。逆にそれめっちゃ観たい。中一女子が自分の家をラブホにして金稼いで自活しようとするドラマなんて…やっぱり怒られるかな…。現代物と時代劇の短編集TVジャック ラスト・ファイト さいとう・たかを霧兵衛良かった点 ・表題のTVジャック ラスト・ファイトは最初から最後までタイトルになるまでの流れを書いてあり良かったが救いがない内容でもあった。 総評 ・劇画座招待席シリーズは何読んでも面白いな
タイトル通り、新人アナウンサー佐々原音がテレビ界で奮闘するお話です。 すごく沢山取材したのが分かるくらいアナウンサーの日々がリアルに描かれていると思いました。 いつも何気なくつけて見ているニュースやバラエティ番組ですが、当たり前ながら裏側で沢山の人達が働いていて支えられて、全ての人の努力で成り立っているのだなと感じます。 フレッシュな人達が頑張る物語を読むと、私自身も新しく何かを感じたり、刺激をもらえて頑張ろうと思えます。(大体いつも日常がなあなあになった時に引き寄せられるように、こう言った話を読むのです。)