あらすじ
きみを拾ってから、いつもと同じ景色が少し違って見えた。ある雨の日の帰り道、道端に捨てられていたぬいぐるみを拾ったOLのゆみ。日常に疲れ切った自分をぬいぐるみに重ね合わせ、家に持ち帰って「くるみ」と名付けるが、心を持つくるみも自分を拾ってくれたゆみへの想いを抱いており……? SNSで反響を呼んだ、さえないOLと心を持つぬいぐるみのヒーリングストーリーが80ページの描き下ろしを加えて書籍化!
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きみを拾ってから、いつもと同じ景色が少し違って見えた。ある雨の日の帰り道、道端に捨てられていたぬいぐるみを拾ったOLのゆみ。日常に疲れ切った自分をぬいぐるみに重ね合わせ、家に持ち帰って「くるみ」と名付けるが、心を持つくるみも自分を拾ってくれたゆみへの想いを抱いており……? SNSで反響を呼んだ、さえないOLと心を持つぬいぐるみのヒーリングストーリーが80ページの描き下ろしを加えて書籍化!
きみを拾ってから、いつもと同じ景色が少し違って見えた。ある雨の日の帰り道、道端に捨てられていたぬいぐるみを拾ったOLのゆみ。日常に疲れ切った自分をぬいぐるみに重ね合わせ、家に持ち帰って「くるみ」と名付けるが、心を持つくるみも自分を拾ってくれたゆみへの想いを抱いており……? SNSで反響を呼んだ、さえないOLと心を持つぬいぐるみのヒーリングストーリーが80ページの描き下ろしを加えて書籍化!
最近読んだぬいパパという漫画で大人がぬいぐるみと暮らす生活のことを知ったのですが、 https://manba.co.jp/topics/27839 この「ゆみとくるみ」も1冊にぬい活の魅力がギュッと詰まってるような漫画でした。 この漫画ではおしゃれをしても「お母さんみたい」と言われてしまうような垢抜けない地味な女性が主人公で、会社の同僚から心無い言葉をかけられたり差別されたりしてすべてに後ろ向きになっているところに、ぬいぐるみの「くるみ」に出会ってから徐々に前向きに変わっていくという話です。 ちょっと引っかかるのは、くるみとの生活を楽しみ始めると、同僚から受けた扱いなども「自分の視野が狭かっただけだ」と納得する場面があるんですが、個人的にはそれで済ますのは都合が良すぎないか…と思ってしまった(^_^;)視野の狭さとか関係なく雑な扱いを受けていると感じたので…。 それでも主人公がくるみを愛して、世界が広がって、このままの自分でいいんだと思えたことは何よりも素晴らしいことだし、そこに水を指すような考えは野暮か〜と思うに至りましたけど。 こういうぬいぐるみと生きる人を描いた漫画を読むことで、自分も!と思うわけではないですけど、ぬいぐるみに限らず保護欲?庇護欲?を掻き立てられる存在が身近にいると、自分の足で立たないとな、とシャキッとなるのかなーと思いました。