はじめて一緒にカレカノ登校。待ち合わせに少し早く着いちゃって、そわそわしながら彼を待つ。はじめて一緒に過ごすクリスマス。一生懸命編んだマフラー、喜んでくれるかな。ふたりだけの思い出、ふたりだけの秘密――積み重ねるたびに、気持ちをもっと伝えたいと思うあまね。不器用で気持ちを出すのがすこし苦手だけど、伝えたい! SNS発、Twitterとpixivでみんなに見守られてきた恋のお話、ついに完結。110p以上の大量描き下ろしでお届けする最終巻、ぜひ、見届けてください。※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
メカクレ、ジト目、そして三白眼。 キャラクターにおいて、私の大好きな眼の属性なんですが、本作はその1つ三白眼ちゃんの話。 なんという俺得な話。 三白眼って、目つきがキツイイメージあるんですけど、本作の主人公・「水野あまね」もまさにそんな感じ。 イメージだけでなく、極度の緊張しいで、態度まで無愛想になるからいよいよ周囲に誤解を与えがち。 隣の席の加藤くんに密かな恋心を抱いているけど、すれ違いばかり起きています。 けど、めっちゃ好きだから読者にだけ心の声がダダ漏れなのが、とにかく可愛いです。 特に、自分が三白眼好きなだけに、可愛さマシマシです。 基本、1話完結形式で、加藤くんとの何気ないやりとりがメインの構成。 二人の距離の縮まり具合がジリジリとゆっくりなので、非常に焦れったくもありますが、くぅーっとうなりながら毎度ニヤニヤして読んでしまいます。 結果、ふたりとも可愛い。 三白眼好きな人はもちろんですが、糖度高めのラブコメをご所望な方にもおすすめしたい作品です。