あらすじ

監督官により「時の砂の滝」への道のりが示された。足早に向かうその道中、女魔法使いの前に妹・赤が立ちふさがる。決して解り合えぬ二人の姉妹は再び激突し、女魔法使いは赤の深淵にふれることとなる――。
まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い(1)

橙乃ままれ先生書き下ろしのプロットを元に、原作では多くが語られなかった女魔法使いの旅が描かれる!! もちろん魔王と勇者のあの名シーンも再現!! ――魔王を討つため、単独魔界へと乗り込んだ勇者の後を追い、ひとり魔界を行く人影があった。その名は「女魔法使い」。歴史を動かす勇者と魔王の出会いの裏で紡がれるもうひとつの物語は、彼女の決意の物語。いつの日か、勇者の背中に追いつくことを夢見て――。

まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い(2)

人知れずパーティを去った勇者を追い、旅を続ける女魔法使い。再び勇者の片腕となるべく、自らの魔力を高めるための情報を得ようと、目指した先は「妖精の森」。可憐な妖精達が舞う静かな森で女魔法使いが出会ったのは、幾年が過ぎようとも尚色あせない荒れ狂う怨念だった――。

まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い(3)

勇者に想いを寄せる女魔法使いの過去とは!? これが「まおゆう」シリーズ唯一の外伝漫画!! ――「勇者は魔王を討たなかった」謎の男・監督官が示した信じがたい事実。拠り所を失った女魔法使いの胸に去来するものは? そして「魔王と勇者」とは、女魔法使いにとって、この世界にとって一体何なのか――。

まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い(4)

監督官により「時の砂の滝」への道のりが示された。足早に向かうその道中、女魔法使いの前に妹・赤が立ちふさがる。決して解り合えぬ二人の姉妹は再び激突し、女魔法使いは赤の深淵にふれることとなる――。

まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い(5)

魔王の代役として、歴代魔王の玄室へ立ち入った女魔法使い。歴代魔王の精神攻撃に、女魔法使いは身体を乗っ取られてしまう。絶体絶命のピンチに思い出されるのは、かつて共に戦った仲間・老弓兵の言葉であった……。

まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い(6)

拠り所を失った妹・赤の捨て身の攻撃に、意識を絶たれてしまった女魔法使い。目が覚め、己の身に起きた事象に気づいた時、女魔法使いは魔力を暴走させてしまう。「夢の樹海」――女魔法使いの慟哭が発生させた過去を見通すその空間で、彼女は勇者の悲しみの一端に触れることとなる――。

まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い(7)

囀翼族の娘を喪った女魔法使いは、夢の樹海で勇者と魔王の出会いを目撃する。魔王の勇者への言葉、そして契約。二人に結ばれた絆の固さを知った時、彼女の抱いた決意とは――。巻末には原作「まおゆう」のその後の女魔法使いを描いた描き下ろし短編も収録!!