あらすじ

獣と少女――。二人は共に旅をし、互いのことを識っていった。そして辿り着いた約束の場所。「ぼくを殺して、てんごくにつれてって――。」、約束を果たすべき瞬間が訪れる。人外×少女の生命を巡る旅物語、閉幕。
ライラと死にたがりの獣1巻
亜人・アーロンに与えられた、ただ一つの生きる目的、それは「他者の死」。そしていつしか抱くようになった、ただ一つの願い、それは「自身の死」。一人の少女との出会いが、アーロンを「死に至る旅路」へと誘う…。
ライラと死にたがりの獣2巻
アーロンが望む死に場所――絵本に描かれた花畑の中にある教会を探し求め、旅を続ける二人。訪れた街で絵本の作者を知るという人物と出会い、旅は順調に進むかのように思われたが、その出会いも全て仕組まれていたことで……。
ライラと死にたがりの獣3巻
生命の意味を理解できないアーロンに心を教えたい自分と、心を識ることでヒトらしくなっていくアーロンに戸惑う自分。アーロンが生命の意味を識った時、それでも殺すことができるのか…。答えの出ない旅は続く――。
ライラと死にたがりの獣4巻
獣と少女――。二人は共に旅をし、互いのことを識っていった。そして辿り着いた約束の場所。「ぼくを殺して、てんごくにつれてって――。」、約束を果たすべき瞬間が訪れる。人外×少女の生命を巡る旅物語、閉幕。