あらすじ

永倉萌絵が転職した亀石発掘派遣事務所には、ひとりの天才がいた。西原無量、21歳。笑う鬼の顔に似た熱傷痕のある右手“鬼の手”を持ち、次々と国宝級の遺物を掘り当てる、若き発掘師だ。大学の発掘チームに請われ、萌絵を伴い奈良の上秦古墳へ赴いた無量は、“蓬莱の海翡翠”を発見。この緑色の宝玉をめぐり、無量たちの周囲に暗い影が迫る! 桑原水菜の大人気シリーズが、公式絵師・睦月ムンクの手によりコミカライズ!!
遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠1

永倉萌絵が転職した亀石発掘派遣事務所には、ひとりの天才がいた。西原無量、21歳。笑う鬼の顔に似た熱傷痕のある右手“鬼の手”を持ち、次々と国宝級の遺物を掘り当てる、若き発掘師だ。大学の発掘チームに請われ、萌絵を伴い奈良の上秦古墳へ赴いた無量は、“蓬莱の海翡翠”を発見。この緑色の宝玉をめぐり、無量たちの周囲に暗い影が迫る! 桑原水菜の大人気シリーズが、公式絵師・睦月ムンクの手によりコミカライズ!!

遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠2

三村教授が遺した琥珀勾玉の謎を追い、龍禅寺家を訪れる萌絵たち。その背後に蠢く巨大な陰謀が、徐々にその姿を現し始める。一方「鬼の手」を持つ宝物発掘師・無量は、その身に秘めた過去を静かに語り始めるが……。

遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠3

幼馴染である忍の行動に違和感を持った無量は、彼を初詣へと誘う。そこで見たのは、暗い情念に満ちたもう一つの忍の顔。すべては復讐のためだと語る忍の背後には「龍の子供たち」を巡る因縁が渦巻いていた……。

遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠4

連れ去られた萌絵を追って、無量は一路与那国島へ。蓬莱の海を舞台に蠢く、欲と利権に塗れた陰謀、そして忍の龍禅寺への復讐の想い……。 無量が「鬼の手」を露わにする時、時を超えた真実が明らかになる……!