あらすじ

北欧神話にもとづいたワーグナーの名高いオペラが、コミックとして生まれ変わった!ライン河の黄金で作られた指環を持つ者は、世界を手に入れることができるという。だが、その指環を作ることができるのは『愛』を断念した者だけなのだ……。醜いニーベルングのアルベリヒは愛を呪い、指環を完成させた。権力の指環をめぐって、神族、巨人族、人間族らの壮大なドラマが廻り始める――!!
ニーベルングの指環(1)

北欧神話にもとづいたワーグナーの名高いオペラが、コミックとして生まれ変わった!ライン河の黄金で作られた指環を持つ者は、世界を手に入れることができるという。だが、その指環を作ることができるのは『愛』を断念した者だけなのだ……。醜いニーベルングのアルベリヒは愛を呪い、指環を完成させた。権力の指環をめぐって、神族、巨人族、人間族らの壮大なドラマが廻り始める――!!

ニーベルングの指環(2)

神々の王たるヴォータンと知の女神・エルダとの間に、勇敢なワルキューレたちが生まれた。また、恋多きヴォータンは人間との間にも子どもをもうけていた。ヴォータンの息子ジークムントとその妹ジークリンデは幼い頃に生き別れたが、再会を果たし禁断の愛に身を焦がす運命に――!!そして、ワルキューレのブリュンヒルデは、ヴォータンに「ジークムントの戦いの勝利」を命じられたが……。

ニーベルングの指環(3)

ジークリンデの息子・ジークフリートは、アルベリヒの弟・ミーメに養われ、「恐れ」を知らない勇敢な若者に育っていた。そして、ジークフリートは巨人族のファフナーが竜に身を変えて守っている財宝を手に入れようとする。一方、ヴォータンの怒りを買ったブリュンヒルデは、魔の炎に囲まれた岩山で眠り続けていた。彼女を眠りから覚ますことができるのは、「恐れ」を知らぬ英雄だけなのだ。

ニーベルングの指環(4)

アルベリヒの息子・ハーゲンは義理の弟グンターと妹グートルーネをそそのかして、ジークフリートに「忘れ薬」を飲ませ、ブリュンヒルデのことを忘れさせようと画策する。そして、友情を誓ったグンターの妻を手に入れるため、ジークフリートはブリュンヒルデのもとを訪れた。……壮麗な天堂(ワルハラ)の城の最期とは?壮大なる『指環』四部作の幕が下りる――!!