ヤリチンの辰見(たつみ)はフェロモン症の罹患者にも関わらず、抑制剤を飲まずに校内の女とヤリまくる日々を送っていたが、根暗なクラスメイト・戌井(いぬい)が自分のフェロモンに反応していることを知り、興味本位で戌井を誘惑するも逆にメチャクチャに犯されてしまった。(「ドラッグレス・セックス」より)戌井の強引な押しに負けて付き合い始める二人だが…前作に読み切りで登場した辰見&戌井のその後を描いた待望のシリーズ続刊!!フェロモン症パンデミック再び!!! 絶倫一途なオタク男子×元ヤリチンツンデレ流され系不幸なハプニングから真実の愛は生まれる――?★単行本カバー下画像収録★【電子限定で描き下ろしの4ページ漫画が収録されています。】
ドラッグレス・セックスというタイトルを聞いて それって普通のセックスじゃね?と僕は思った。 この漫画の世界ではフェロモン症という病気が蔓延しており 花粉症などと同じような国民病として世の中に浸透している フェロモン症にかかった人間は周囲の自分に好意を持った人間を興奮させてしまうため フェロモンを抑制する薬の服用を義務付けられているのだが… といったような世界でフェロモン症患者たちの恋愛を描いたBL漫画が本作ドラッグレス・セックスなのだけれど これは発明的な設定だと感じた 要はこの世界では薬を服用しないでセックスをする事がキメセクみたいな物なのだ この設定の抜け穴は発明的だと思うし 舞台装置として機能しまくってる ドラッグレス・セックスとは世界観を共有していない『好きにしたいよ』という話もあるのだがこの物語も愛が重すぎて良い。 ただ好きな人とそうじゃない人の差が激しく出るタイプの漫画なので 上記の説明で刺さった人だけが読むことをオススメする