あらすじ

ハイパーマーク社は、あらゆる欲望を満たす巨大仮想都市構築を目指していた。しかし、上場を控え社員の足並みが乱れ始める。社長・如月の過去を知る涼子、宗介を憎悪する暴力団幹部・工藤…利権を巡り錯綜する思惑の中、宗介はハイパーマーク社を導けるのか――!?
アウトサイダー東宗介(1)

今から10年前、バブル絶頂期。東大生だった東宗介は、学生ながら事業に失敗。親からも世間からも見放される。そんな彼を救ったのが、バブルの帝王と呼ばれた河村雄太郎。彼の元、幹部候補生として励むことになるが…。

アウトサイダー東宗介(2)

「社長の娘(カオリ)と結婚し河村興産を再建しろ!」 宗介の才能を嫉む大賀は、バブルの遺物・河村興産もろとも彼を葬ろうと罠を仕掛ける。河村社長の野望の象徴とも言える高層ビルとカオリを守る為、あえて火中の栗を拾う宗介。果たして、大逆転のチャンスはあるのか…!?

アウトサイダー東宗介(3)

宗介を「買いたい」と申し出たヘッド・ハンター瀧上。仕事を受ければ、大きな一歩になると言う。しかし、それには瀧上と人身売買契約を交わさなければならなかった。しかも、その仕事から自分を遠ざけようとする者がいることを知った宗介は、何が始まるのか確かめる為に動き出す!

アウトサイダー東宗介(4)

日本自動車系列・大手部品メーカーの“センゴク”。親会社からの独立問題や派閥の利権争いに揺れる“センゴク”は、会社組織に潜む見えなき魔の手に侵され始めていた…。大株主・静子から株を譲り受けた宗介は、陰謀渦巻くこの会社を立て直すため、経営に名乗りを上げる!!

アウトサイダー東宗介(5)

“センゴク”を立て直すため、株主総会の席で朝比奈社長の退陣を要求した宗介。会社は生まれ変わるのか!? “センゴク”での仕事を終えた宗介に、瀧上から新たな依頼が…。インターネットのベンチャー企業“ハイパーマーク社”で待ち受ける、新ビジネスとは!?

アウトサイダー東宗介(6)

ハイパーマーク社は、あらゆる欲望を満たす巨大仮想都市構築を目指していた。しかし、上場を控え社員の足並みが乱れ始める。社長・如月の過去を知る涼子、宗介を憎悪する暴力団幹部・工藤…利権を巡り錯綜する思惑の中、宗介はハイパーマーク社を導けるのか――!?

アウトサイダー東宗介(7)

ITベンチャー・ハイパーマーク社が暴力団山田組に乗っ取られる――宗介は社長交代で経営の健全化を計り、山田組に対抗しようとするが、新社長となった小田の胸中には黒い企みが隠されていた! 日本経済の暗部に、独り立ち向かったアウトサイダーの闘いが、遂に完結!!