あらすじ

満州国に異議を唱える国際連盟に反対を押し切り、日本は「独立国家」建設の後押しを開始する。開拓農民の移民政策に奔走していた本多勇介は、遂に悲願を達成し第一次武装開拓移民団を佳木斯(チャムス)へ入植させる。アジアの夢と理想を掲げ、満州国はついに動きだした!全ての日本人に贈る歴史巨編!
国が燃える 1巻

昭和初期の日本。不況から脱しきれないまま軍部の台頭を招き、熱く激しい時代を迎えようとしていた。若き商工官僚・本多勇介は時代の流れに翻弄されながらも、人間として正直さを貫こうとする。果たして「人間によって過った流れは、人間によって修正できるのか?」全ての日本人に贈る歴史巨編!

国が燃える 2巻

子爵川島家の令嬢・翔子への思いが強くなる本多勇介。しかし翔子は帝和財閥の御曹司・松前洋平から激しい求愛を受けていた。国全体の目が中国大陸に向かう中、勇介は満州鉄道への出向を言い渡される。失意の勇介は大連への船上、尊敬する石橋湛山からの手紙を読んでいた。全ての日本人に贈る歴史巨編!

国が燃える 3巻

日本人が満州に抱いた「欲」を実感する本多勇介。愛する勇介の元へ旅立った川島翔子。蒋介石の側近として大アジアの為に戦う松前洋平。満州をめぐり悪化する日中関係の中で、恋、仕事、理想に燃える人間達を描く。全ての日本人に贈る歴史巨編!

国が燃える 4巻

日本の閉塞状況を打破する為には、満州が不可欠である。そんな時代の流れから、勇介は妻子を東京に残し、再び満州へと赴任する。陸軍も危機に瀕する満蒙権益を守るため、切り札として、石原莞爾を関東軍に送る…。全ての日本人に贈る歴史巨編!

国が燃える 5巻

日本の閉塞状況を打破するには、コレしかない!! 関東軍参謀の石原莞爾は、板垣征四郎らと長年暖めてきた計画を、実行へ移す決断をする…。昭和6年9月18日未明…。日本の運命を変えた満州事変が、遂に勃発した! 全ての日本人に贈る歴史巨編!

国が燃える 6巻

快進撃を続ける関東軍は、満州の主要都市を次々に制圧。昭和7年3月1日、ついに、満州国建国が宣言された! 拓務官僚として、移民政策に奔走する本多勇介。国民党・紹介石の下で、対日工作に動く松前洋平。新国家「満州」誕生の裏で、主人公達の人生も激変する! 全ての日本人に贈る歴史巨編!

国が燃える 7巻

満州国に異議を唱える国際連盟に反対を押し切り、日本は「独立国家」建設の後押しを開始する。開拓農民の移民政策に奔走していた本多勇介は、遂に悲願を達成し第一次武装開拓移民団を佳木斯(チャムス)へ入植させる。アジアの夢と理想を掲げ、満州国はついに動きだした!全ての日本人に贈る歴史巨編!

国が燃える 8巻

移民政策を進めてきた本多勇介は、「満州人」として、開拓農民と共に新国家の建設に燃えていた。日本国内では、長引く不況からの、不穏な空気は軍部にも蔓延し「2.26事件」を招く…。斬新な視点で昭和史を描く歴史大河コミック!

国が燃える 9巻

激しさを増す日中戦争。理想と現実が乖離し始めた満州国。昭和16年、とうとう日本は太平洋戦争へと突入する! 一人の正直に生きようとする官僚の人生を通し、激動の昭和を描いた感動の歴史巨編が堂々の完結!