あらすじしょぼくれ清掃員の岡田(おかだ)君、ついにユカちゃんとの恋愛が実を結ぶ。ホレっぽい安藤(あんどう)さんは、大恋愛の連続。一方、森田(もりた)の中でうごめき始めた闇は、新たな犠牲者を求めて彷徨する。人生黄色信号点灯中な日々を描いた、古谷実ワールド!
古谷実…まだ全部読んだ訳じゃないけど「わにとかげぎず」「ヒミズ」より「ヒメノア〜ル」好きだったかも。生れながらのサイコパス・森田の狂気と苦悩のダークな面と、恋のテロリスト(笑)・安藤さんの言動のギャグ面が同時進行するけど、両方とも面白かった。自分みたいにリアルタイムで古谷実を読んでない人にまず何読んだらいいかを聞かれたら「ヒメノア〜ル」を推そうかな。「ヒミズ」の衝撃的なバッドエンドとかに比べたら静かなラストだけどあれが逆によかった。次は「ゲレクシス」読んでみよう。